2011年12月30日金曜日

京大熊取原子力研究所・小出助教がテストせず焼却した東京に抗議。


■小出裕章がガレキ受け入れに警鐘「排気系統の<現場で>テストをしない限りやってはいけない」ーーテストせず焼却した東京に抗議
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65782793.html
2011年12月29日11:48

2011年12月28日(水)、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。大阪府がガレキ受け入れの基準値を発表したことについて、言及。フィルターを付けた上で、<現場で>排気系統のテストをしなければいけないと警鐘を鳴らしました。

▼20111228 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Iefc47Z8ANw&feature=uploademail

※初稿です。誤字脱字は随時修正していきます。
=====(文字おこし、ここまで)

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生に伺います。小出さん、こんばんはー」

小出「こんばんは」

水野「今日もよろしくおねがいしますー」

小出「こちらこそお願いします」

水野「そして近藤さんです」

近藤「こんばんは。よろしく、どうもー」

小出「近藤さん、こんばんは」

水野「え、まずですね。大阪府が発表しましたガレキの受け入れについての指針について伺います」

小出「はい」

水野「えー…、被災地、の、ガレキ、汚染されたガレキをですね、どうするかという問題なんですが。大阪府は1キロあたり100ベクレルまで、の、ガレキについては受け入れると、これ放射性セシウム値ですね、1キロあたり100ベクレルまで、のガレキを受け入れるということを発表しました。」

小出「はい」

水野「そしてガレキを燃やしたあとの出てくる灰ですね。この灰を管理する際の基準…も…国の基準より厳しいんですが、1キロあたり2000ベクレルと、いう方針を盛り込んだんです。」

小出「はい」

水野「そこで、ラジオネームひがしおおさかのおっさーんさんがですね、これで本当に大丈夫なんでしょうか、これらのガレキ処理、灰を埋めても今後我々に何の影響も及ぼさないんでしょうか、教えてください、といただきました。いかがでしょう」

小出「え…私はもうなんーどもこの番組でも言ってきましたけれども。」

水野「はい」

小出「放射能に関する限り、大丈夫なんて言葉を使ってはいけません。」

水野「すいません。」

小出「はい」

水野「いつもすいません」

小出「必ず危険がある、のです。1キログラムあたり100ベクレルだって危険なわけですし。え…焼却灰1キログラムあたり2000ベクレルを地面に埋めるとすれば、またそれも危険、です。え……いったい私たちが現在の時点で何を受け入れることができるかという、え、一人ひとりの価値判断によっていると、私は思い、ます。ただし大阪府が基準を決めたのは…」

水野「はい」

小出「受け入れの、まず、濃度を決めたのだと思いますが。」

水野「ええ」

小出「住民から見て問題なのは放射性物質が環境に飛び出してきてしまうかどうかという、まずそのことなんですね」

水野「そこです」

小出「はい。えーですから、焼却炉で仮に焼いたときにどれだけの放射性物質が出てきてしまうのかと、そこに、まず、何よりもの関門をつくらなければいけないと、いうことだと思います」

水野「はぁ……。あの、焼却するときにですね」

小出「はい」

水野「一般の廃棄物の焼却施設であっても特殊なフィルターを付ければ」

小出「はい」

水野「大分除去されると」

小出「はい」

水野「いうお話を小出先生おっしゃったことありましたよね」

小出「私はそうずうっと主張しています。」

水野「ええ」

小出「今現在の焼却炉で燃やすというようなことをやってはいけませんので、えー、排気系統に専用のフィルターを取り付けて現場で放射性物質がきちっと取れてるかどうかということを確認…しない限りは燃やしてはいけないと、いうのが私の主張です。」

水野「あの。環境省によるとね」

小出「はい」

水野「そのフィルターを付けたら放射性物質は、99.99%除去できるとか、いうんですけど」

小出「はい」

水野「そんな夢のようなフィルターがあるんやったらそれで全部の原発おおってくれたらいいじゃないですか」

小出「んあ、もちろんそうですね。あの、ただ、原子力発電所の場合にはですね、排気系統に高性能フィルターというものがついてまして、そのフィルターによる放射能の除去試験というのを毎年の定期検査でやることになって、います」

水野「はぉー」

小出「え…そして基本的には高性能フィルターが設置されているのであれば、99.99%採れると私は思います」

水野「ほぉ」

小出「ですから……焼却施設にも高性能フィルター」

水野「それをつけると」

小出「はい。匹敵するようなフィルター。高性能フィルターは、あの、温度に弱い、熱に弱いもんですから」

水野「ええーっ…?」

小出「焼却炉の排気系にそのままではつかないと私は思います」

水野「はい」

小出「その場合にはセラミックフィルターとか別のフィルターがありますので。いずれにしてもそれをつけて、(強調)現場でテストをしなければいけません」

水野「はい」

小出「あの……、ん……、環境省等がそうなっているという、なるはずだという、そんなことでやってはいけなくて」

水野「机上の話ではなくて」

小出「そうです」

水野「現場で本当に、とれるのかどうか、99.99%」

小出「はい。はい」

水野「はあそういう、実際にじゃあそれがつけてどうなるのかという事を抜きに」

小出「はい」

水野「受け入れの基準の数値だけ決めても」

小出「駄目だと……」

水野「これは住民の方々の不安を払拭することはできそうにないってことになりますね」

小出「そうです。」

水野「んで、もう1つね」

小出「はい」

水野「あの、小出先生、これ致し方ないから、焼却は各地でやるしかないんだというご意見だと思うんですが」

小出「はい」

水野「反対論の方々もいらっしゃるわけで」

小出「もちろん、たくさんおられます」

水野「そうですね」

小出「はい」

水野「例えば神戸大学の山内和也先生」

小出「はい」

水野「この番組でもお話くださいましたけれども」

小出「はい」

水野「試算をなさいました」

小出「はい」

水野「例え99.99%除去できたとしても、も、余りにも多くの量のガレキを処理しなきゃいけないんだと」

小出「はい」

水野「そうすると1日120トンのペースで、計算したら、1年間、焼却を続けるとおよそ44万ベクレルが大気中に放出されると」

小出「はい」

水野「焼却を続けるってことは放出量も増加するんだというこういうご意見なんです」

小出「ええ。山内さんの試算……ま、44万ベクレルとおっしゃったんですか?」

水野「はい」

小出「え…もしそうだとすればですね、1つの焼却炉から1年間に44万ベクレルのセシウム137が大気中に出ていくよということですね」

水野「はい」

小出「それは大気中に出れば、え……空気に乗って流れていって、あちこちに汚染を広めるわけですね」

水野「ええ」

小出「ただし、みなさんに考えて欲しいのですけれども。福島第一原子力原子力発電所の周辺、には1平方メートルあたり、何百万ベクレルというすでに汚染があるのです」

水野「1平方メートルあたり何百万ベクレル」

小出「そうです。飯舘村にしてもそうです。1平方メートルあたり何十万ベクレルという汚染があるのであって。え、仮にどこかの焼却炉で焼却して1年間に44万ベクレルが空気中に出てきたと、しても、住み、言葉が大変悪いと思うけれどもそれがいったいど、なんなんだというふうに言いたくなってしまうのです、私は」

水野「それぐらいもう福島近辺はものすごい」

小出「猛烈に汚れているのです」

水野「汚れ方だということですか」

小出「そうです。それで子どもも含めて被曝を今しているのです。」

水野「んー………。そこは本当にあの、あたし自身も悩んで、小出先生の言葉でも受け入れにくい所なんです」

小出「はい(苦笑)」

水野「どうしたらいいのかわからないっていうのが私の今の答えなんですね」

小出「はい」

水野「あのー……でまた、大阪の悩みの1つとして、これ、灰を海へ埋め立てる」

小出「埋めてはいけません。もともと……」

水野「いう話になりそうなんですよね……」

小出「はい。あの、1キログラムあたりう8000だろうが2000だろうが海に埋めるなんてことはやってはいけなくて。え、これも私はなんどもこの番組でも聞いていただいたけれども、それはもともと東京電力の所有物なんですから、各地の自治体が引き受けるのではなくて、東京電力に返すべきものだと思います」

近藤「あのー先生」

水野「はい小出さん。ごめんなさい、近藤さん」

近藤「あのーなんていうんでしょう。海へ埋めるということはおかしい。そして焼却する場合も相当な
設備が要ると」

小出「はい」

近藤「しかしですね。その、こういうふうに自治体が、あ、遠くからから声を上げて引き受けるっていう、ことの意味はね。」

小出「はい」

近藤「あのー、それになりにーなんちゅうんでしょう。先生は理解はできるわけでしょう。つまり、あの、福島にそのまま頬っておいていいっていうわけではないですよね」

小出「私はそう思うのです。はい」

近藤「んで。それで東京がまず引き受けるっちゅうてやったわけですよね」

小出「はい」

近藤「すっとー、他に次々声があがってれば問題ないんだけど、ないから大阪がやると、こういう、今の流れでしょう」

小出「はい」

近藤「そうすると、その……、それ自体は、あの、先生、1つの方向性としてはOKなわけですか」

小出「えーと、東京がですね、排気系統のテストもしないまま燃やしているということに私は抗議したいと思っている……」

近藤「ああー、そういう問題があるわけですよね」

小出「はい。ですから住民をきちっと守れるということがわからない限りはやってはいけないことなのであって。」

近藤「ああそうか。そうすると」

小出「とうていもうやってはいけないし」

近藤「なるほど。手を挙げても…」

小出「はい」

近藤「私のとこは引き受けますと手を挙げても住民を守れるという前提がないとダメだって言うことですね」

小出「そうです。はい。ですから排気系統の現場でテストをしない限りはやってはいけないと私は言っています」

水野「ああそうか……。だから放射性物質の数値だけ、で、受け入れるか受け入れないかということを今まで論じ続けてるところが多いわけですけれども」

小出「はい」

水野「現場で本当に守れるのかどうか。で、具体的なそのフィルターというもの、あるわけですから」

小出「はい」

水野「やるべきことはあるということですね」

小出「そうです。」

水野「はい。それをやるかどうかが非常に大切だというのが小出先生のご意見」

小出「はい」

水野「のようです。先程私神戸大学の山内先生のお名前、間違ってお伝えいたしました。大変失礼しました。神戸大学教授の山内知也(ともや)先生の試算をご紹介いたしました」

小出「はい」

水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生どうもありがとうございました」

近藤「どうも」

小出「ありがとうございました」

=====(文字おこし、ここまで)



震災がれき「受け入れない」6割 東西で意識格差


震災がれき「受け入れない」6割 東西で意識格差
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111230-00000515-san-soci
12月30日(金)13時4分 産経新聞

東日本大震災に伴い発生した宮城県、岩手県の震災がれきの処理について、「現状で受け入れをする考えがない」と回答した都道府県と政令市が計36団体あり、約6割に及ぶことが、産経新聞の調査で分かった。ほぼ全ての自治体が「放射能への不安」を理由に挙げた。受け入れに消極的な自治体は西日本に多く、東西の意識格差が浮き彫りになった。

調査は電話での聞き取り方式で、12月中旬から下旬に実施。

被災3県と距離的な理由で受け入れ困難な沖縄を除く43都道府県、仙台市を除く18政令市の計61自治体の担当者に、がれきの受け入れに関する現状を聞いた。都道府県には把握できている市町村の状況も聞いた。

京都府は回答を拒否。2つの自治体が「住民の苦情で業務に支障の出る恐れがある」などとして、匿名を条件に回答した。

都道府県のうち、がれきを「すでに受け入れている」と回答したのは東京都、山形県(山形市など6市町)、青森県(三戸町)の3自治体のみ。「受け入れる考えがある」と前向きな姿勢を示したのは15にとどまり、「ない」とした27を下回った。

政令市では「ある」と「ない」が9ずつで同数だった。

「ない」とした団体のうち大多数は「放射性物質への住民の不安」を理由にした。焼却施設や埋め立て施設など規模が小さく「受け入れられる状況にない」とした自治体もあった。茨城、栃木、千葉の3県は自らも被災地のため、受け入れは困難とした。

「ある」と回答した自治体でも、すでに具体的な受け入れの動きが出ているところがある一方、高知や三重県などでは「受け入れたい気持ちはあるが、積極的な市町村がない」などと説明した。

被災地との距離も大きく影響。東北・関東では前向きな自治体が目立つ一方、近畿では大阪府が受け入れの独自基準を策定した以外に大きな動きはなかった。九州では北九州市が受け入れを検討している以外は全自治体が「ない」と答えた。


■「東日本とは違う」

がれき処理については、原発事故の影響が大きい福島県は県内処理を基本とすることになっており、岩手、宮城両県の県外処理が課題になっている。

環境省によると、岩手県のがれき総量は同県の年間一般廃棄物の11年分に相当する57万トン。宮城県では判明分だけで、それを遙かに上回る338万トンのがれきが発生した。

一方、産経新聞の調査によると、東京都、山形県、青森県が7月以降に受け入れたがれき量は約64万5600トンにとどまっている。“救いの手”はなぜさしのべられないのか。

四国地方の県の担当者は「東京や静岡のように協力したい気持ちはあるが、すでに放射能が来ている東日本と、西日本では(住民の)考え方が基本的に違うと思う」と吐露する。

周辺住民からきた電話やメールは数百件に上り、ほとんどが受け入れに反対。「がれきを受け入れれば、おたくの農作物はもう買わない」との声もあり、「うちは一次産業が中心。風評被害を考えれば、受け入れたくても…」と担当者は困惑する。


■“脅迫”…強烈な拒否反応

より深刻な“方針転換”もあった。佐賀県武雄市は市内のごみ処理施設での受け入れを計画。11月28日に受け入れを表明したが、直後から「苦しみをお前たち職員に与えてやる」などと脅迫めいた電話やメールが相次いだ。このため、わずか3日後に樋(ひ)渡(わたし)啓祐市長が受け入れを断念を表明。

批判の電話には「イベントを妨害する」などもあり、樋渡市長は「市民に危害を及ぼす予告は看過できない。武雄市産(品)の不買運動まで起きている」と説明した。

また、大阪府でも放射能の専門家を招いた会議が、傍聴した反対住民のやじで続行できなくなるトラブルもあったという。

「うちには原発もなく、職員にも放射能の知識がない」。住民も役所の職員も、放射能に対するそこはかとない不安感が受け入れ論議の足かせとなっているのは明白だ。


■「8千ベクレル」の誤解

受け入れの考えが「ない」と回答した各自治体が問題とするのは、環境省が提示した焼却灰の埋め立ての基準だ。

環境省は放射性セシウム濃度が1キロあたり「8千ベクレル以下」なら埋め立て可能とする。だが、昭和38年施行の原子炉等規制法の規則では、これまで「100ベクレル以下」のものを「放射性物質に汚染されたものではないもの」とみなし、一般ゴミとして原発敷地外で処分することを認めてきた。

全国知事会では12月20日にまとめた国への要望案で、基準が「80倍」になったことについて言及。受け入れに消極的な自治体の多くは、「8千ベクレルでは説明がつかない」などと国の対応を批判している。

だが、岩手、宮城両県が受け入れを要請しているがれきの放射性濃度は、高いものでも岩手が普代村の39ベクレル、宮城が石巻市の116ベクレルと「8千ベクレル」にはおよそ届かない。1キロ当たり100ベクレル以下であれば法令上、放射性廃棄物とはいえず、金属や木材などリサイクルも可能なレベルだ。

環境省では12月上旬、ようやく住民向けパンフレットを作成し、説明に乗り出すというが、宮城県の担当者は「処理しなければ復興にも入れず、国には受け入れの環境作りをお願いしたい」と訴えている。



「大阪維新の会」教育条例案に日弁連が反対声明


「大阪維新の会」教育条例案に日弁連が反対声明
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/111228/wlf11122811240010-n1.htm
2011.12.28 11:21 [学校・教育]

日弁連は27日、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」が府議会に提出し審議中の「教育基本条例案」に対し、宇都宮健児会長名の反対声明を発表した。「子供の学習権が侵害される恐れがあり、可決されることのないように求める」としている。

条文に教育への政治関与を明記しているのを「首長主導のトップダウン教育を目指している」と指摘。相対での人事評価制度は教員の創意工夫を萎縮させるとし、「子供との接触を通じ行われなければならないという教育の本質的要請に反する」と糾弾している。



岸和田が盛り上がる 花開く「カーネーション」


岸和田が盛り上がる 花開く「カーネーション」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/111230/wlf11123015010010-n1.htm
2011.12.30 15:00

大阪府岸和田市を舞台にしたNHKの連続テレビ小説「カーネーション」の放送開始を前にした9月中旬の平日の昼間、中心部にある南海岸和田駅を降りた。実は生まれて初めての訪問だったのだが、駅から続く商店街の人通りは非常に少なく、「寂しい玄関口だな」というのが第一印象だった。

しかし、これ以降、街の盛り上がりぶりの取材や街のちょっとした有名人のインタビューなどで何度も岸和田を訪れてみて、ドラマの放送をきっかけに街を活性化させたいという市民の思いを感じている。

市が主導する「岸和田カーネーション推進協議会」が、ドラマのモデルになっているコシノファミリーの「ゆかり地マップ」を作製するなど観光客を受け入れる態勢整備の取り組みを展開しているのは、ある意味当然のことだが、話をした市民から「全国の知人に機会あるたびに『岸和田に来て』とPRしています」「この機会に地元のことを勉強しようと努めていますが、知らないことが多くて反省しています」などの声が聞かれることは、意識の高まりの表れだと思う。

また、旅行大手のJTBが岸和田の主要スポットを巡る商品の販売を開始。岸和田観光にビジネスとしての魅力を感じていることも明るい材料だ。

推進協議会のまとめによると、岸和田城やだんじり会館など市内主要スポットの10、11月の入場者は、昨年に比べて大幅に増えているという。

閑散としていた岸和田駅付近では、観光客の姿が見られるようになってきた。人通りが驚くほど増えたわけではないが、少なくとも関係者の口からよく聞かれる「岸和田にはだんじり祭以外にも魅力がたくさんある」というイメージは、浸透を始めているようだ。今後も注目していきたい。

「カーネーション」にからむ岸和田市内の動き

ドラマを通じて岸和田市を広くPRしようと、市や岸和田商工会議所、市観光振興協会、市町会連合会など各種団体で「岸和田カーネーション推進協議会」を結成。「コシノファミリーゆかり地マップ」の作製や、岸和田の各種グッズを扱うオフィシャルショップ「和撫子」の出店、「協議会通信」の発行など、さまざまな取り組みを展開している。また「コシノ洋装店」があった建物は「コシノギャラリー」として再オープンしている。



2011年12月29日木曜日

<南海トラフ>震源域を2倍に拡大 内閣府検討会


<南海トラフ>震源域を2倍に拡大 内閣府検討会
毎日新聞 12月27日(火)13時25分配信

西日本の太平洋沖に延びる「南海トラフ」で発生する巨大地震と津波について、内閣府の検討会は27日、想定する震源域と波源域を最大で従来の約2倍に拡大する中間とりまとめを公表した。

東海、東南海、南海の3地震に加え、宮崎県沖の日向灘南部なども連動する恐れがあると想定。地震の規模は暫定値でマグニチュード(M)9.0とした。同検討会は今後、想定津波高などの検討を進めるが、防災対策の大幅見直しを迫られそうだ。【八田浩輔、池田知広、神保圭作】

国はこれまで、南海トラフで想定する巨大地震の震源域を、駿河湾から高知県沖にかけての約6万平方キロ、規模は最大M8.7と想定していた。今回の見直しで、規模は3倍近くになり、震源域は東日本大震災よりも広い約11万平方キロになる。

同検討会は「あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大地震・津波を検討する」との考えに基づいて検討。古文書や津波堆積(たいせき)物から過去の津波高などを調査した最新の研究成果を反映させた。

その結果、南海トラフで繰り返し起きる巨大地震のうち、300~500年に1回は津波が特に大きくなると分析。こうした地震が最後に起きたのは、1707年の宝永地震だった。また、高知県内の堆積物の分析から、約2000年前に発生した津波が最大級の可能性があるとした。

震源域と波源域については、宮崎県内の調査で宝永地震などによる堆積物が見つかったことから、西端を日向灘南部まで拡大。国の地震調査研究推進本部が東海地震と富士川河口断層帯(静岡県)が連動する可能性を指摘したため、東端は同断層帯まで延ばした。

北側の震源域については従来、深さ30キロまでのプレート(岩板)境界面を想定。より深い領域の地震活動の調査から、最大同約40キロ付近まで拡大した。

さらに、南側については、南海トラフから深さ約10キロまでの浅い領域を新たな波源域として設定した。これにより、津波高は従来想定の2倍程度になる地点も出る可能性がある。同検討会は来春までに、震度分布や津波高を推計して公表。国はこれを基に、来秋までには被害想定をまとめる方針。

★南海トラフ 駿河湾から九州沖にかけて延びる浅い海溝。ここでフィリピン海プレート(岩板)がユーラシアプレートの下に沈み込んでいる。過去100~150年間隔でマグニチュード8級の巨大地震と津波を繰り返しており、国は近い将来に発生が想定される東海、東南海、南海地震の対策を進めてきた。1707年の宝永地震は、この3地震が連動して起きたと考えられている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000052-mai-soci 
人工地震と深海掘削の裏側を見る
http://satehate.exblog.jp/17224300/ 
べクテル社の企み??人工地震の可能性について!
http://hatajinan.blog61.fc2.com/blog-entry-228.html 




2011年12月28日水曜日

がれき受け入れ:大阪府指針 1キロ当たり100ベクレル


がれき受け入れ:大阪府指針 1キロ当たり100ベクレル
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111228k0000m040110000c.html
2011年12月28日 0時54分 毎日新聞

大阪府は27日、東日本大震災の被災地で発生した災害廃棄物(がれき)の処理指針を発表した。受け入れるがれきの基準は、含まれる放射性セシウムについて1キロ当たり100ベクレルとすることにし、がれきを燃やした後の焼却灰を管理する際の基準として国の基準より厳しい1キロ当たり2000ベクレルとする方針を盛り込んだ。府は岩手県のがれきを受け入れる方針で、近く府内市町村と協議に入る。

指針は有識者会議の意見を踏まえて策定した。府での作業実態に沿って、作業時間を国の想定よりも長く見積もり、焼却灰を安全に埋め立てられるとする国の基準1キロ当たり8000ベクレルよりも厳しい2000ベクレルを基準とした。府は1キロ当たり100ベクレルのがれきを焼却した場合、灰が2000ベクレルを超える可能性は低いとみている。

木くずや廃プラスチックなど可燃廃棄物を中心に、受け入れに応じた府内市町村で焼却処理し、最終処分場で埋め立てる。

最終処分場について、府は近畿2府4県などが出資する「大阪湾広域臨海環境整備センター」(大阪湾フェニックス)の大阪沖埋立処分場(大阪市此花区)を候補地の一つとして検討しているが、海面埋め立て式処分場についての政府の埋め立て指針が示されていないため、政府に指針策定を求めている。松井一郎知事は27日の記者会見で「フェニックスは候補に挙がるが、現在、国から処分方法が示されていないため、海面処分は検討する段階にない」と述べるにとどめた。



2011年12月27日火曜日

橋下大阪市長、がれき受け入れに前向き


■橋下大阪市長、がれき受け入れに前向き
TBS NEWS i(21日11:02)

上京している大阪市の橋下市長は、21日午前は、閣僚と相次いで会談しています。細野・原発担当大臣との会談では、安全面での基準がしっかり作られれば、被災地のがれきを受け入れることに前向きな考えを示しました。

「大阪の場合は特殊な事情がありまして、海への埋め立てというところがある。安全性の基準さえしっかりあれば、がれき処理の受け入れはきちんと進めていきたい」(大阪市 橋下徹市長)

橋下市長の発言に対し細野大臣は、「基準作りは陸で埋めることを前提としていたので、海に埋めるケースの安全性は、もう一度確認する必要があると思っています」と語り、協力して進めたいという意向を示しました。

一方、これに先立って訪れた文部科学省で、橋下市長は中川正春文部科学大臣と会談し、「大阪維新の会」が成立を目指す「教育基本条例案」について、政府が否定的な見解を示していることを批判しました。

「あの閣議決定、文科省の見解は、日本の政治家というか首長をばかにするような決定としか思えない」(大阪市 橋下徹市長)

これに対して中川大臣は、「現在の法律の枠組みでは、具体的な目標は教育委員会という規定になっている。知事や市長が教育について語るなという見解ではない」と説明しました。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4908340.html
TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/20111221/




■橋下大阪市長、がれき受け入れに前向き
http://news.tbs.co.jp/20111221/newseye/tbs_newseye4908340.html

上京している大阪市の橋下市長は、21日午前は、閣僚と相次いで会談しています。細野・原発担当大臣との会談では、安全面での基準がしっかり作られれば、被災地のがれきを受け入れることに前向きな考えを示しました。

  「大阪の場合は特殊な事情がありまして、海への埋め立てというところがある。安全性の基準さえしっかりあれば、がれき処理の受け入れはきちんと進めていきたい」(大阪市 橋下徹市長)

橋下市長の発言に対し細野大臣は、「基準作りは陸で埋めることを前提としていたので、海に埋めるケースの安全性は、もう一度確認する必要があると思っています」と語り、協力して進めたいという意向を示しました。

一方、これに先立って訪れた文部科学省で、橋下市長は中川正春文部科学大臣と会談し、「大阪維新の会」が成立を目指す「教育基本条例案」について、政府が否定的な見解を示していることを批判しました。

「あの閣議決定、文科省の見解は、日本の政治家というか首長をばかにするような決定としか思えない」(大阪市 橋下徹市長)

これに対して中川大臣は、「現在の法律の枠組みでは、具体的な目標は教育委員会という規定になっている。知事や市長が教育について語るなという見解ではない」と説明しました。

(21日11:02)




■松井知事「大阪府民の健康守れるなら」 がれき受け入れ前向きに検討http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/537602/
2011/12/07 15:48更新

東日本大震災で発生した災害廃棄物の受け入れについて、大阪府の松井一郎知事は7日、「専門家チームで安全性を検証しており、府民の健康を守れると科学的に証明されれば協力したい」と述べ、前向きに検討する考えを示した。被災地からのがれきの受け入れをめぐっては、放射線による人体や生活環境への影響を不安視する声もある。

松井知事はこの日、知事就任後初めて大阪市住之江区の府咲洲庁舎に登庁。報道陣からがれきの受け入れについての考え方を問われ、「被災地は日本中で支えなければならない」とする一方、「受け入れ市町村の理解を得られるようにしないと」と話した。

また9月府議会に橋下徹前知事が廃止議案を提案し、利用者らから反対の声が上がっている府立稲スポーツセンター(同府箕面市)については、「いきなり廃止はしない。利用者の理解を得る形で解決したい」と述べ、今後児童養護施設の機能をもたせた併用施設としての活用を検討していることを明らかにした。






2011年12月26日月曜日

[重要] 大阪、兵庫の放射性物質を含む「がれき処理」について


■「災害廃棄物の処理指針に係る検討会議」についてhttp://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/kentoukaigi-no-setti/
大阪府HPより
【趣旨】 

東日本大震災による災害廃棄物の発生量は膨大であり、被災地が早期に復旧・復興するためには、大阪府も処理に協力していくことが必要です。

しかし、災害廃棄物の処理を行うことにより放射性物質による人体や環境への影響を及ぼさないようきちんとした対応が必要です。

このため、本検討会議は、災害廃棄物の処理指針の策定に当たって、放射線による人体や環境への影響についての考え方を検討するものです。

• 「大阪府災害廃棄物の処理指針に係る検討会議」設置要綱 [PDFファイル/55KB] 設置要綱 [Wordファイル/49KB]
http://www.pref.osaka.jp/attach/14724/00000000/setti-youkou.pdf
•検討委員について  [PDFファイル/50KB] 検討委員について [Wordファイル/43KB]
http://www.pref.osaka.jp/attach/14724/00000000/meibo-senninriyuu.pdf
•検討会議開催についての報道発表(6回目・12月14日) (別ウインドウで開きます)  New!!   
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=8876

•検討会議議事概要と資料
○第一回( 平成23年9月26日(月曜日)10時から ) 検討会議について (別ウインドウで開きます) 
http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/kentoukaigi-no-setti/1kaime-kentoukaigi.html
○第二回(平成23年10月24日(月曜日)13時から)検討会議について (別ウインドウで開きます)  
http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/kentoukaigi-no-setti/2kaime_kentoukaigi.html
○第三回(平成23年11月4日(金曜日)10時から )検討会議について (別ウインドウで開きます)  
http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/kentoukaigi-no-setti/3kaime_kentoukaigi.html
○第四回(平成23年11月24日(木曜日)15時から)検討会議について (別ウインドウで開きます) 
http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/kentoukaigi-no-setti/4kaime-kentoukaigi.html
○第五回(平成23年12月7日(水曜日)10時から)検討会議について (別ウインドウで開きます) 
http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/kentoukaigi-no-setti/kentokaigi-5kaime.html

このページの作成所属
環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 環境産業技術グループ
http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/




■災害廃棄物(がれき)処理への支援について(よくあるご質問)http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/saigaihaikibutu/index.html

大阪府HPより

Q1 東日本大震災の災害廃棄物(がれき)について、大阪府で受け入れすることが決まったのか?
A1
大阪府では、関西広域連合のカウンターパートである岩手県を中心に、物資の搬送、被災者の受け入れ、職員の派遣など、被災地への支援を行っています。
被災地の災害廃棄物については、膨大な量が発生しており、早期に復旧・復興するためには、広域で処理することが必要と考えています。
しかし現在のところ、どの被災地の廃棄物を、どの自治体がどれくらい受け入れるのか、被災地でどこまで分別できるのかなど、具体的なことは決まっていません。

Q2 大阪府で災害廃棄物を受け入れることは、放射能の拡散につながることについて、府としてどう考えているのか。
A2
環境省が、8月11日に、「東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理の推進に係るガイドライン」を関係府県に通知され、その中で廃棄物の処分に関する放射能濃度の基準も示されました。
府としては、今後、このガイドラインを参考に、放射線による影響に関する考え方について専門家の意見をいただく検討会議を開催し、府域に災害廃棄物を受け入れる場合の処理指針をとりまとめ、公表します。

●ガイドライン
http://www.pref.osaka.jp/attach/14374/00000000/guideline111118.pdf
●「大阪府災害廃棄物の処理指針に係る検討会議」について
http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/kentoukaigi-no-setti/index.html
●このページの作成所属
環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 環境産業技術グループ
http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/




■放射能汚染のがれきの焼却にオッケイと言ったアホな都道府県のリスト
2011 年 8 月 25 日 13:04:53:  投稿者 マグロ

Hokiaido 【北海道】
札幌市、函館市、根室市、標茶町、幌加内町、大空町、清里町、登別市、北十勝2町環境衛生処理組合、根室北部廃棄物処理広域連合、釧路広域連合、 愛別町外 3町塵芥処理組合、大雪清掃組合、北斗市、苫小牧市、石狩市、千歳市、十勝環境複合事務組合、平取町外2町衛生施設組合、日高中部衛生施設組合、室蘭市日鐵セメント株式会社

Akita 【秋田】
大館町エコシステム秋田、秋田市、にかほ市、仙北市、横手市、能代山本広域市町村圏組合、八郎湖周辺清掃事務組合、大仙美郷環境事業組合、湯沢雄勝広域市町村圏組合

Yamagata 【山形】
西村山広域行政事務組合、東根市外二市一町共立衛生処理組合、最上広域市町村圏事務組合、置賜広域行政事務組合、酒田地区広域行政組合

Gunma 【群馬】
前橋市、桐生市、神流町、草津町、渋川地区広域市町村圏振興整備組合、吾妻東部衛生施設組合、西吾妻衛生施設組合、利根東部衛生施設組合、大泉町外二町清掃センター

Saitama 【埼玉】
さいたま市、川越市、所沢市、飯能市、加須市、春日部市、狭山市、入間市、桶川市、坂戸市、川島町、蓮田市白岡町衛生組合、志木地区衛生組合、彩北広域清掃組合、秩父広域市町村圏組合、埼玉中部環境保全組合

Tokyo 【東京】
東京二十三区清掃一部事務組合+多摩市町村及び一部事務組合+1都3県産廃処理施設

Kanagawa 【神奈川】
横浜市、川崎市、 横須賀市、藤沢市、茅ヶ崎市、逗子市、大和市、南足柄市、箱根町、厚木市、相模原市、小田原市、泰野市伊勢原市環境衛生組合、高座清掃施設組合、足柄東部清掃組合、足柄西部清掃組合

Toyama 【富山】
高岡市、氷見市、射水市、富山地区広域圏事務組合、新川広域圏事務組合、砺波広域圏事務組合

Ishikawa 【石川】
金沢市、輪島市、加賀市、能登市、七尾鹿島広域圏事務組合、羽咋郡市広域圏事務組合、白山石川広域事務組合、 奥能登クリーン

Yamanashi 【山梨】
峡南衛生組合、甲府市、山中湖村、笛吹市

Gifu 【岐阜】
大垣市、高山市、多治見市、中津川市、瑞浪市、山県市、下呂市、岐阜鳥羽衛生施設組合、可茂衛生施設利用組合、南濃衛生施設利用事務組合

Shizuoka 【静岡】
伊東市、函南町、志太広域事務組合、牧之原市御前崎市広域施設組合、袋井市森町広域行政組合

Aichi 【愛知】
蒲郡市、刈谷知立環境組合、尾三衛生組合、尾張東部衛生組合、稲沢市、北設広域事務組合、豊川市

Mie 【三重】
いなべ市、四日市市、鈴鹿市、亀山市、津市、鳥羽市、志摩市、尾鷲市、紀北町、熊野市、伊賀南部環境衛生組合、桑名広域清掃事業組合、伊勢広域環境組合

Shiga 【滋賀】
草津市、栗東市、彦根市、中部清掃組合、湖北広域行政事務センター、大津市

Kyoto 【京都】
亀岡市、船井郡衛生管理組合、京都市、伊根町

Osaka 【大阪】
岸和田市貝塚市清掃施設組合、吹田市、高槻市、枚方市、茨木市、岬町、柏羽藤環境事業組合、泉南清掃事務組合、泉佐野市田尻町清掃施設組合東大阪都市清 掃施設組合、箕面市、摂津市、寝屋川市、豊中市、熊取町、堺市、四條畷市交野市清掃施設組合、泉北環境整備施設組合、池田市、門真市、大阪市

Hyogo 【兵庫】
神戸市、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、洲本市、芦屋市、相生市、豊岡市、加古川市、宝塚市、三木市、高砂市、三田市、加西市、篠山市、養父 市、丹波 市、南あわじ市、朝来市、淡路市、播磨町、佐用町、香美町、新温泉町、揖龍保健衛生施設事務組合、中播北部行政事務組合、洲本市・南あわじ市衛生事務組 合、小野加東環境施設事務組合、くれさか環境事務組合、猪名川上流広域ごみ処理施設組合

Nara 【奈良】
大和郡山市、天理市、生駒市、田原本市、南和広域衛生組合、十津川村

Wakayama 【和歌山】
和歌山市、御坊広域行政事務組合、岩出市、田辺市

Tottori 【鳥取】
鳥取中部ふるさと広域連合、日野町江府町日南町衛生施設組合、三光株式会社境港市

Shimane 【島根】
浜田地区広域行政組合、海士市、松江市

Okayama 【岡山】
岡山市、倉敷市、玉野市、新見市、備前市、真庭市、岡山県西部環境整備施設組合、岡山県井原地区清掃施設組合、総社広域環境施設組合

Hiroshima 【広島】
広島市、福山市、呉市、尾道市、大竹市、山県郡西部衛生組合、広島中央環境衛生組合、安芸地区衛生施設管理組合、庄原市、廿日市市

Yamaguchi 【山口】
岩国市、山陽小野田市、周南地区衛生施設組合

Tokushima 【徳島】
徳島市、北島町、中央広域環境施設組合

Kagawa 【香川】
高松市

Ehime 【愛媛】
西条市、内山衛生事務組合、新居浜市、株式会社イージーエス・新居浜市、オオノ開發株式会社・東温市

Kochi 【高知】
香南清掃組合、高吾北広域町村事務組合、四万十町、嶺北広域行政事務組合

Fukuoka 【福岡】
宮若市外二町じん芥処理施設組合、筑紫野・小郡・基山清掃施設組合、北九州市、八女市、糸島市、甘木朝倉三井環境施設組合、うきは市

Nagasaki 【長崎】
県央県南広域環境組合、五島市、東彼地区保健福祉組合、長崎市

Kumamoto 【熊本】
熊本市、大牟田・荒尾清掃施設組合、天草市、山都町、天草広域連合、水俣芦北広域行政事務組合、阿蘇広域行政事務組合

Oita 【大分】
佐伯市、豊後高田市、豊後大野市、国東市、別杵速見地域広域圏事務組合

Miyazaki 【宮崎】
都城市、延岡市、串間市、えびの市、宮崎市

Kagoshima 【鹿児島】
伊佐北姶良環境管理組合、南薩地区衛生管理組合、大隅肝属広域事務組合、霧島市、いちき串木野市、鹿児島市
http://ex-skf.blogspot.com/2011/08/radiation-in-japan-list-of-prefectures.html  


コメント  
01. 2011年8月25日 13:12:20: Dnbvw6VML2
これから百年以上に渡って放射能と付き合って行かなければならない、という現実から目をそらす馬鹿げた選択です。

1. 人々の命と健康を守る。
2. 放射能の拡散を少しでも抑える。
上記2つの点を最優先に現実的な方策が求められるはずなのに...

56. 2011年8月28日 05:11:57: Nh8UDNtu5M
汚染がれき法案成立してしまったようです(泣)
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2011/08/20110826-f3c9.html
そして本文は何故か未公開・・・ 

99. 2011年10月24日 17:37:33: e0HW7YdBIA
この中のごみ処理施設の職員です。
96の方が書かれているように、放射能で汚染された震災がれき等の受け入れについて調査があったわけではなく、ただ震災で出たがれき等の受け入れの調査があったものです。それに対して、自治体が回答した数値があたかも、汚染ゴミを受け入れる回答をしたとみられています。回答をした際は、「汚染されていないゴミの受け入れ」ということを前提に回答しております。

100. 2011年10月24日 19:39:21: GNcNi6mjs6
★自治体は放射性物質が付いていないと仮定しているが、現実問題として放射性物質で汚染されている。
政府・マスコミは情報隠蔽しているが、少なくとも1号機の爆発で大量のウラン・プルトニウムが漏れ出し、それらは東北地方の三陸海岸方面に風によって運ばれた。
★環境省は震災以前は放射能に関することは管轄外だった。放射性物質についてはシロウト。環境省は危険な放射性廃棄物ではなく、一般廃棄物と同様に扱おうとしている。
★津波・地震により発生した東北地方の震災瓦礫は、全て放射能汚染されている。例えば、岩手県の稲わらでも最大1万3千ベクレル/キログラムのセシウムが検出されており、瓦礫の上にも同様に放射性物質が降り積もっている。
★様々な核種が震災瓦礫には存在するが、環境省はそれらについて測定していない。ガンマ線の線量を簡易的にセシウム換算してベクレル値を推定している模様。ガンマ線をほとんど出さない核種(ホット・パーティクルとなったウラン・プルトニウム等)については、すり抜けてしまう。勿論ストロンチウムについても測定していない筈。
★一般焼却施設は放射性物質に対応していない。焼却によって様々な放射性物質が煙突から漏れ出す。また、冷却水が放射性物質で汚染される。環境省は通常の焼却施設で焼却してもセシウムが99.9%捕捉できるというウソによって焼却させようとしている。バグフィルターやセラミックフィルターでは、気化したトリチウム・ヨウ素(ヨウ素129も大量に存在しており問題である)は勿論、セシウムも実際漏れ出している(例.東京都東部スラッジプラント)し、ホット・パーティクルとなった1ミクロン程度のウラニウム・プルトニウムも確実に漏れ出す。煙突から放射性物質が漏れ出さないかどうか、測定すらしない。測定するといってもガンマ線主体の空間線量のみ。それも煙突の風下とは限らない。また、ホット・パーティクルとなったアルファ線核種の測定は困難である。原発の低レベル放射性廃棄物の焼却施設には高性能なHEPAフィルターがついているが、一般焼却施設には付いていない。例えHEPAフィルターがついていても充分ではない。

★瓦礫の運搬や焼却灰の処理で作業員が被曝する危険がある。

★焼却灰の安全な処理方法がまだ技術的に確立されていない。

★焼却炉自体が巨大な放射性廃棄物になる。解体するだけで自治体の財政が傾く。

★受け入れ拒否をした自治体があるが、受け入れした周辺の自治体の焼却によって放射能汚染されてしまう。10月24日現在、ネット上の新聞等の情報から、滋賀県・京都府・山口県・石川県・岐阜県等が全面的に受け入れ拒否しているとみられるが、例えば、大阪が年間100万トン以上焼却すると、その風下となる京都府・滋賀県・奈良県・三重県・和歌山県が放射性物質によって高濃度に大気汚染される。勿論、偏西風によってカナダ・米国の西海岸にまで飛散する。ガンダーセン博士によれば、4月頃米国シアトルでも1日1人あたり5個のホットパーティクルを吸い込むほどの大気汚染だった。1個でも吸い込むと肺ガンの原因になる。また、血液で運ばれ、骨髄まで到達すると白血病の原因になる。焼却は福島原発事故の再来だと博士は警告している。
大阪府や東京都などは、住民が受け入れ拒否してほしいという要望を多数発信しているが、説明するといって実は完全に無視している。もはや民主主義は崩壊している。

★政府・民主党も瓦礫焼却は危険だと知っている。確信犯だ。海江田氏も社民党の質問で「瓦礫を焼却してはいけない」と答弁しているし、武田先生も民主党議員の前で「瓦礫は焼却してはいけません」と説明している。全国の自治体が少なくともはっきりと受け入れ拒否しなければ、自治体の意向お構いなしの特措法によって強行されてしまう。国民を故意に被曝させ、無差別殺人をしようとしている。明らかな人権侵害・憲法違反・国家的犯罪である。このようなことが強行されれば、国は信頼を失い、反政府運動・暴動・テロが普通に起こるだろう。

101. 2011年10月24日 19:48:50: GNcNi6mjs6
人口が密集している大阪府や東京都は、焼却施設の風下に病院や学校が
多数存在しており、かなりヤバイ。NATO軍に環境省を空爆してほしいくらいだ。

115. 2011年11月08日 21:44:26: GNcNi6mjs6
政府・東電がウラン・プルトニウムの大量飛散を隠していることは致命的だ。
大阪府は現在、国公立大学の教授を招いて受け入れを前提に議論しているが…

『セシウム以外は健康に影響を与えるレベルになく、セシウムが放射線被曝に関して
最も関係が深い。』としてプルトニウム・ストロンチウム等を無視した。
『ヨウ素は半減期が短いため、現在は問題ない。』
半減期の長いヨウ素129も無視だ。半減期の短いテルル129mも大量に存在している。
これがヨウ素129に変化しているはずだ。ヨウ素は気化するので、焼却すると必ず漏れ出す。

『ストロンチウムやプルトニウムは、原子量が重いからすぐに落ちやすいと考え
られるのに、福島原発周辺でバックグラウンドとあまり変わらないことから、
飛散はないと考えられ、対象としなくてよい。』

ストロンチウムは軽い。ウラン・プルトニウムは重いが米国西海岸まで飛散している。
プルトニウムは数マイクログラムのホット・パーティクルが1つでも肺に入れば
確実に肺ガンになる。喫煙者ではその100分の1の重さでだ。と震災前、
京都大学助教の小出先生もおっしゃっていた。たとえ微量でも問題だ。
大量に飛散したウラン・プルトニウムは白血病の原因にもなる危険な核種だ。
重い身体障害を持つ赤ちゃんが生まれてくる。
それら危険な核種を無視して、決して安全なはずは無い。
委員会メンバーは、もっと冷静に正しい選択をしてほしい。

大阪府災害廃棄物の処理指針に係る検討会議 委員名簿(敬称略)

山本孝夫 大阪大学大学院 工学研究科教授
takao@mit.eng.osaka-u.ac.jp
06-6879-7888

藤川陽子 京都大学原子炉実験所准教授
fujikawa@rri.kyoto-u.ac.jp
0724-51-2447

児玉靖司 大阪府立大学大学院理学系研究科教授
kodama@riast.osakafu-u.ac.jp
072-254-9855

飯田敏行 大阪大学大学院工学研究科教授
iida@eie.eng.osaka-u.ac.jp
06-6879-7909




■大阪府第5回災害廃棄物検討会議の傍聴をして感じたこと
http://d.hatena.ne.jp/ishikawa-kz/20111209/1323448064
2011-12-09 「細々と彫りつける」ブログより転載。

大阪府の第5回災害廃棄物検討会議に行ってきました。

●大阪府/「災害廃棄物の処理指針に係る検討会議」についhttp://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/kentoukaigi-no-setti/index.html

検討会議の座長の傍聴者の取り扱い方の乱暴さもさることながらマスコミの報道の仕方も大変問題だと思いました。

一部府民がヤジを上げている妨害しているとだけ報じているからです。
決まりきったルート以外での社会参加というものはあってはならないといわんばかりです。新聞はすでに社会参加のあり方を規定し決めつけ「この列よりはみだすものは異常である」と烙印を押しているかのようです。彼らはおそらく傍聴者の言葉の内容をきちんと聞けていないのです。
そういう精神の硬直化こそが抗議や抵抗する人々を「ラウドマイノリティ」の位置に貶めてきたのかもしれません。

●がれき受け入れ 大阪府会議中止…傍聴者が妨害 :
ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111208-OYO1T00434.htm?from=main3

実際の様子を皆さんの目で確かめてください。
2番目の動画の3分45秒過ぎあたりから抗議が始まっています。
最初の質問も委員がきちんと答えてしかるべきであろうと思う内容だと思います。
これは5回目ですが府民の声が生かされているのか不安を覚えます。
私も大阪府や環境省に提案や質問の電話やメールを送りよりよい処理の方法がないか考えたいと思い、しかし埒が明かずに粛々と進められる検討会議に不安を覚えて傍聴したのでした。

確かに傍聴していて抗議の声は聞かれました。
ひとによっては不快に感じられる方もいるでしょう。
しかしその抗議の声と私の思いはほとんど同じでした。

この大阪は、この国は被災地は大丈夫なのだろうかと、被害を支援するのではなくこれでは被害をあちこちに拡散させているだけではないだろうか。

廃棄物を燃やしたり埋め立てたりしてこの土地や私たちや次に生きる子供たちの健康は破壊されないのかという思い、受入れが被災地の支援につながるのか疑問だ、汚染が広がったらこの大阪や日本はどうなるのか責任はだれが取るのかというごく普通の声であり、被災地の雇用を奪うな、被災地に補助金をというメッセージも聞かれ、それらは全くおかしな論点ではないと私は感じました。

それどころかそれらの疑問点や改善点の指摘が全く反映されないまま進められる検討会議が府民の利益や健康を守る観点や本当の意味での被災地の支援を進めるものなのか腑に落ちない点が残るのにそれらを一律に不規則発言と決めつけ真摯に応えない府の担当者や検討委員への危惧を覚えました。

会議は中断されてしまったため、傍聴人の人々は別室で環境産業技術グループの担当者と話し合いを持ちました。

最後に元京大原子炉実験所所属の研究者海老沢徹氏が傍聴(!)され
この廃棄物受入れの検討会議の問題点をコメントしておられます。
重要なので張り付けて書き起こしておきます。

検討会議の1、2は注へ*1

今日の検討会初めて出たんですけども気が付いたのは二つほどありまして。
ひとつはですね、要するに汚染をね、拡散したらいけない。やはり発生地点できちっと処理をする。でそのために、あの全国がそれを支援するというのが本当だと思うんです。その原則がね、守られてないような。

それからもう一つ検討会の話を聞いていてですね、要するに1ミリシーベルト以下であればなんでもないよという、害はないよという、そういうセンスを非常に感ずるわけですね。

で、放射線の場合はとくにそうなんですけれども、要するに100ミリシーベルト以下のね、被害をですね、実証するっていうのは非常に難しい。それは、その放射線障害にかかわる例えば癌をとれば、バックグラウンドがものすごく大きい。だからわからないわけです。でそういうわからないことがたくさんあって、しかし色んなこれまでの経験からですね、そのさまざまな影響が出てるみたいだということはよくいわれるわけですよ。被ばく事故がある場合。

やはりその辺から、関連してその検討会なんかでも委員の先生方はですね、1ミリシーベルト以下であればいいんだという、なんかあの雰囲気を感じますね。それだと放射線の被害をね、心配している人との対話が成り立たない。そういう風に感じました。大体簡単に。

このように廃棄物の処理は、放射線防護の観点、あるいは汚染拡散を防止する観点から、放射線影響を一定程度慎重に見る専門家では考えられないような進め方をされているようです。

またもう一つの論点です。

環境省による災害廃棄物広域処理の説明です。
被災地の現状の部分もわかるのでできるなら引用部分以外も読んでください。

●no title
http://www.env.go.jp/jishin/attach/waste_koiki_mat20111206.pdf
8,000 Bq/kg以下の焼却灰については、周辺住民、作業者のいずれにとっても安全に埋立処分可能

※対象とする核種:「「プルトニウム、ストロンチウムの核種分析の結果について」(平成23年9月30日文部科学省)においては、「セシウム134、137 の50年間積算実効線量に比べて、プルトニウムや放射性ストロンチウムの50 年間積算実効線量は非常に小さいことから、今後の被ばく線量評価や除染対策においては、セシウム134、137の沈着量に着目していくことが適切であると考える。」とされている。

驚くべきはこの焼却灰の濃度レベルもさることながら、焼却灰のプルトニウムやストロンチウムは量が小さいから全然問題ないといわんばかりの対応に驚きます。放射性物質を含んだ廃棄物をどこであれ大量に一挙に燃やすことの危険性や疑問点に環境省や大阪府が答えているとは思えません。

それは検討会議でも明らかで、政府見解を追認し続ける限りであります。
私は大阪府だけではなく被災自治体や全国自治体での燃焼埋め立ても心配なのです。放射性物質だけでなく様々な化学物質で汚染されている可能性があり、はたして一般焼却が妥当なものかというところから議論しなければならないんです。むろん量は大量ですが私も先日書きましたようにいくつか案も出ているのです。(環境省の災害廃棄物処理に関する提案 - 細々と彫りつける)
政府が被災地の事情、受け入れ先の自治体の事情、そもそも放射性廃棄物の燃焼や焼却灰の濃縮、それらの管理の安全性などを丁寧に勘案したら到底出てくることが考えられない内容です。
これは被災地の災害廃棄物や関東の汚染汚泥の焼却埋立にも付きまとう問題であり、環境省や政府の放射能汚染対策のばらつきや拙速さが自治体に押し付けられてしまっているのではないかと思うのです。

また廃棄物の燃焼や埋め立てへの懸念を政府や自治体が十分理解していないのであるとすればそれは人間が生きる環境をいくらでも汚して構わないというこの国の態度の表れであり、福島第一原発が汚染水を流出させても何ら構わないような態度にも通じるものがあります。投げやりだとしか思えません。

汚染水については早い段階から小出裕章氏が、地下水や海への流出を避けるための工事を再三訴えておられますがなかなか進捗していません。
これには全漁連も怒りの声を上げています。

【汚染】東電 福島原発で処理しきれない汚染水を海に放出を検討、全国漁業協同組合連合会「許しがたい!」 | SAVE CHILD
これ以上環境汚染が進むと日本の商品は今でも輸入規制を各国から受けておりますのに全く買ってくれなくなります。
農林水産省/東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う各国・地域の輸入規制強化への対応

no title
子供らが安心して住める場所がこの日本から失われてしまいます。
それはこの国の滅びを進めるものであり、早急に汚染物質の拡散を阻止し、被災地をこれ以上汚染せず、汚染地帯の住民が安全を確保されるよう訴えていかねばならないと柄にもなく私は思うのです。

社会運動的な感じを持たれるかもしれませんが、なぜこういう問題に関心を持つかというと私が長年病気で苦しんできて、自分の体をいたわることの大切さを覚えたからです。人間の体は人によってその丈夫さに違いがあるのです。

実は放射線の世界にも放射線感受性というのは個体差があるという説があり、個体差だけでなく、年齢によってもずいぶん違います。胎児や子供の放射線感受性は大変強く放射線の影響で命が傷つけられます。

彼らは成長しようと細胞分裂をするのでその時に放射線の内部外部からの攻撃を受けると細胞の遺伝子や構造が傷つけられてしまうのです。

様々な弱さをかかえ持った命が存在しています。それは人間だけでなく生物界全体がそうです。生物界は優者劣敗であるような印象を持つ方もいますが様々な生物もその生物独自の世界秩序を持ち必ずしもそうではないという印象もあります。

つまりは私の今回の放射能事故への関心や被災地の関心は自分の心身の弱りやすさを起点として考えられており、その弱さを擁護するためにも、日本社会の暴力性を何とか減弱させていきたいと思っているからです。



■[兵庫県] 海に埋め立て、汚染の恐れ がれき受け入れ難色。http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004651036.shtml
2011 年 12 月 24 日 神戸新聞

東日本大震災のがれきを全国で分担処理する環境省の計画について、兵庫県内で受け入れが進まないのは、がれきの焼却灰を安全に海に埋め立てる方法が確立されていないためであることが29日、分かった。県内の多くの市町は「大阪湾フェニックス計画」に参加し、廃棄物を神戸沖に埋め立てているが、同省は焼却灰が水と接触しないよう指示。県は「市民感情に加え、埋め立ての安全性の問題が受け入れを妨げている」とし、同省に対策を求めている。(災害特報班・上田勇紀)

東日本大震災で発生したがれきのうち、環境省は岩手、宮城県分について全国の自治体に受け入れを求めている。東京都は11月2日、岩手県宮古市からがれきの搬入を始め、初の本格的な分担処理として注目された。しかし、放射性物質への懸念から全国的な広まりは見られず、兵庫県内の全市町も受け入れ困難との姿勢を示している。

市民感情に加え、ネックとなっているのはがれきの焼却灰の埋め立て方法。フェニックス計画により、兵庫県内34市町の廃棄物は陸地の基地から船で運ばれ、神戸沖の処分場に埋め立てられる。海中に放り込むため、がれきを受け入れると水との接触は避けられない。東京都の場合、処分場は陸地化され、水との接触の懸念はないという。

同省はがれきの焼却灰に含まれる放射性物質の濃度などを調べ、分担処理の安全性を強調する。だが埋め立て方法については、放射性セシウムが水に溶けやすいため、「焼却灰と水がなるべく接触しないように水がたまりやすい場所での埋め立ては行わないなどの対策を」とガイドラインに明記。可燃ごみの焼却灰の全量を神戸沖に埋め立ている神戸市は「何とかしてあげたいと思うが、受け入れてもがれきの焼却灰の持って行き場がない」と困惑を隠さない。

大阪湾広域臨海環境整備センターによると、そもそも放射性物質に関する廃棄物の受け入れ基準がない。兵庫県は8月以降、対策を示すよう同省に求めているが、明確な返答は得られないまま。同省廃棄物対策課は「海面埋め立ての場合、放射性物質を砂に付着させるなど、排水処理が必要になる可能性がある。設備や装置など、受け入れ先に新たな負担をかけることになるので、方法については個別に検討していきたい」としている。


2011年12月16日金曜日

大阪府 災害廃棄物の処理指針に係る検討会議 傍聴者の妨害で打ち切り


[大阪府] 

災害廃棄物の処理指針に係る検討会議 傍聴者の妨害で打ち切り
府民の反対意見増す
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/111209700024.html
2011/12/12 大阪

大阪府の「災害廃棄物の処理指針に係る検討会議」(座長・山本孝夫大阪大学大学院工学研究科教授)の第5回が7日に開催されたが、傍聴者から会議の進行を妨げる発言が多数あったことなどで、議事進行が困難となり、会議は打ち切りとなった。




■府の被災地がれき受入れ指針、会議は紛糾で中止にhttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/537591/
2011/12/07 23:41

東日本大震災で発生した災害廃棄物の受け入れをめぐり、7日に開かれた大阪府内で処理する際の指針を検討する府の専門家会議が、放射性物質の影響を懸念して反対する傍聴者からの発言が相次いだため紛糾し、開始から約1時間で中止を余儀なくされた。同日、受け入れを前向きに検討する意向を示した松井一郎知事は「科学的知見を検討する会議の進行を妨げるのはいかがなものか」と不快感を示し、次回から別室でのモニター傍聴に切り替える方針を示した。

府によると、会議では受け入れに反対する傍聴者の市民らから「本当に健康被害が出ないのか」などと本来認められていない発言が相次いだ。座長の山本孝夫・大阪大大学院教授らは議事の進行が困難と判断し、打ち切りを決めたという。

府でのがれきの受け入れは、前知事の橋下徹・次期大阪市長が5月府議会で表明。松井知事も「安全性が確認されれば、困っている被災者のためにも受け入れるべきだ」としている。

同会議で議論されている処理指針の骨子では、放射性セシウムの濃度が1キロ当たり200ベクレルのがれきの山を被災地で選別し、破砕した上でコンテナに密閉し、船で大阪まで輸送。陸揚げ後、放射性物質が外部へ飛散しない設備を整えた民間業者の施設でさらに選別・破砕し、市町村や民間の焼却施設へ運搬、焼却灰の埋め立てに際してはセシウム濃度が国の基準の4分の1以下であることを確認する案が示されている。

府は、年内に処理指針を策定し、被災県や焼却施設を持つ府内の市町村と、受け入れに向けた調整を始める予定だった。しかし、府にこれまで寄せられた意見1万件超のほとんどは反対意見で、7日の会議中止と合わせ、年内の指針策定は難しい情勢だという。





■国華園で歳末助け合い・赤い羽根募金活動。


平成23年12月17日(土)・18日(日)の両日、サポート部(伊藤登茂子・会長)の呼びかけで、歳末助け合い・赤い羽根募金活動を二色の浜産業団地内にある国華園で行います。
皆様のご協力、よろしくお願いいたします。

時間:AM11時~PM15時(両日共)
参加:40名


2011年12月12日月曜日

「今年の漢字」に選ばれたのは「絆」、京都・清水寺で発表


「今年の漢字」に選ばれたのは「絆」、京都・清水寺で発表
http://www.zaikei.co.jp/article/20111212/89352.html
2011-12-12 19:38

年末恒例、日本漢字能力検定協会主催による「今年の漢字」が12日、京都・清水寺で発表された。

過去最高の応募総数49万6,997票から第1位に選ばれた「今年の漢字」は「絆」。清水寺の森清範貫主が本堂舞台にて揮毫(きごう)。その後、御本尊清水型千手観音に奉納し、今年一年の清めと来年の平安を祈った。

なお、「今年の漢字」は12月13日~12月31日正午まで、清水寺本堂にて一般公開する。


朝ドラ効果、岸和田に観光客続々 大阪


朝ドラ効果、岸和田に観光客続々
http://www.asahi.com/showbiz/tv_radio/OSK201112100155.html
2011年12月11日

大阪府岸和田市出身のファッションデザイナー、小篠綾子(こしの・あやこ)さんが主人公のモデルとなったNHK連続テレビ小説「カーネーション」の放映が始まって2カ月余。ドラマの舞台となった街を一目見ようと、同市を訪れる観光客が大幅に増えている。

市内の主な観光施設の利用者数を市がまとめたところ、最も増加率が高かったのが、ドラマにも登場するだんじりに関し、資料などを展示する「岸和田だんじり会館」だ。11月の入館者数は7092人で前年11月(3470人)の2倍を超える。祭りのあった9月の入館者数5611人も大きく上回った。

小篠家が花見をした岸和田城の11月の入場者数は前年比7割増の6027人(前年3464人)。城の近くにある市営駐車場の11月の利用台数も1035台で、通常より4割近く増えている。

野口聖市長は「これまで市外では『だんじりの岸和田』と言われたのが、『カーネーションの岸和田』と言われるようになった。この機を逃さず、岸和田の魅力を全国発信していきたい」。来年1月には、だんじり会館1階で、撮影に使われたセットや小道具などを紹介する特別展も予定されている。



2011年12月10日土曜日

来年初詣を予定している 57% JTB調べ


来年初詣を予定している 57% JTB調べ
http://www.zaikei.co.jp/article/20111202/88366.html
2011-12-02 11:00

来年、初詣を予定している人が57%と約2人に1人が初詣を予定していることがJTBのアンケートで分かった。初詣での祈願は家族の無事を願うものが全体の69%、2位は健康を願うもの(12%)で、1位、2位で全体の8割を占めた。

調査は7857人から回答を得たもので、11月3日から10日にかけて実施された。回答者では40代、50代が全体の6割を占めていた。

また、社寺仏閣で初詣に一度は訪れてみたいところのトップは伊勢神宮、2位は出雲大社、3位は明治神宮、4位は厳島神社、5位は成田山新勝寺、6位が八坂神社、7位には大宰府天満宮があがっていた。

一方、行ったところでも1位に伊勢神宮が入った。2位は明治神宮、3位は八坂神社、4位には箱根神社、5位に大宰府天満宮、6位に善光寺、7位に出雲大社が入った。



住友生命が2011年「創作四字熟語」を発表 「電考節夏」・「才足兼美」など


住友生命が2011年「創作四字熟語」を発表 「電考節夏」・「才足兼美」など
http://www.zaikei.co.jp/article/20111208/89035.html
2011-12-08 22:02

住友生命保険は8日、2011年の世相を的確に表現した「創作四字熟語」の優秀作品10編と入選作品40編を発表した。22回目を迎える今回は、全国から1万1,023作品が寄せられた。審査員は歌人の俵万智さん。

今年の傾向として、「天地震迷(てんちしんめい)」、「帰路騒然(きろそうぜん)」、「電力供窮(でんりょくきょうきゅう)」、「電考節夏(でんこうせっか)」など、東日本大震災関連の四字熟語が目立った。

また、5年間で6人の首相を生む事態となった政界を「毎年のように総理大臣(宰相)が変わる」という意味を込めて「年々宰宰(ねんねんさいさい)」と皮肉る四字熟語や、政治家の失言が入り乱れたことを「舌禍繚乱(ぜっかりょうらん)」と表現した四字熟語も優秀作品に選ばれている。

国際情勢では、中東で民主主義を求めるデモが渦巻いたことを「春渦中東(しゅんかちゅうとう)」と表現した。また経済面では、ギリシャの財政危機に端を発し、欧州通貨ユーロ安が続く経済の先行き不安を「欧州憂慮(おうしゅうゆうろ)」、歴史的な円高が続く状況を「円延超高(えんえんちょうだか)」と表現した作品などがあった。

今年一番の注目を集めたサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」に関する作品としては、「才足兼美(さいそくけんび)」が優秀作品に選ばれている。

また、芸能界では、年の差を気にせず若い恋人と結婚する「熟年差婚(じゅくねんさこん)」が続出。K-POPの人気を「歓韓楽楽(かんかんがくがく)」と表現したり、レディー・ガガさんの人気を「我我独尊(ががどくそん)」と表現した作品もあった。



2011年生まれの子供の名前、男の子は大翔・蓮、女の子は陽菜・結愛がトップ


2011年生まれの子供の名前、男の子は大翔・蓮、女の子は陽菜・結愛がトップ

明治安田生命保険は9日、「2011年生まれの子供の名前」に関する調査結果を発表した。調査結果によると、男の子の名前は『大翔』と『蓮』がそろってトップ。女の子の名前は、昨年2位の『陽菜』、『結愛』がともにトップとなった。

『大翔』は2007年以降5年連続でのトップの座を守っている。『蓮』は7年ぶり2回目のトップとなった。また、男の子の名前ベスト10は、女の子と比べて順位が大きく変動していることが特徴的。『蓮』、『樹』、『大和』、『陽翔』等、あらたに8つ名前がトップ10入りした。「大」・「太」のような雄大さと「翔」のような上昇をイメージする漢字の人気は根強く、今年は大地に根ざす力強いイメージの「蓮」や「樹」、明るい将来を願う「陽」・「輝」の漢字も人気だった。

また、女の子の『陽菜』は、2年ぶりにトップに返り咲いて通算6回目のトップとなり、根強い人気となっている。一方『結愛』は、2009年に5位に入って以来順位を上げ、昨年は2位、そして今年は初めてトップとなった。

「今年は、東日本大震災を機に、人との“結びつき”や“愛情”を再認識した1年だった。日本経済は依然として閉塞感に覆われている時代だからこそ、男の子には『明るい希望に向かい、力強くはばたいてほしい』、女の子には『人との結びつきを大切にし、愛情に満ち溢れた子に育ってほしい』と強く願う親の気持ちが伝わってくる」と同社はコメントしている。

さらに、名前の読み方では、男の子は『ハルト』が3年連続のトップ、女の子は『ユイ』が3年ぶりにトップとなった。人気の語尾は、男の子の5人に1人が「○○ト」、女の子の6人に1人が「○○ナ」となっている。女の子の“2音”人気がさらに高まり、『マナ』も、昨年ランク外から10位へ急上昇している。

そのほか、NHK紅白歌合戦に初出場する芦田愛菜ちゃんの『愛菜』が昨年64位から5位に浮上した。テレビやCMで大活躍の佐々木希さんの『希』が昨年91位から14位に急上昇している。スポーツ界ではサッカー関連の名前が人気で、長友佑都選手の『ユウト』が大人気となっている。漫画「キャプテン翼」の主人公『翼』も10位にランクインした。