2012年7月28日土曜日

■大阪・貝塚、自殺高校生が15万円支払う念書

■15万円支払う念書書かされる 大阪の高校生自殺 
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2800F_Y2A720C1000000/
2012/7/28 16:43

大阪府貝塚市で昨年10月、同府泉佐野市の定時制高校1年川岸朋之さん=当時(18)=が自殺した問題で、川岸さんが中学の同級生の少年に現金15万円を支払うとする念書を書かされていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。

府警は、恐喝事件の可能性もあるとみて調べたが、少年は「飲食代として2万円を貸しただけで、実際に支払ってもらっていない」と説明。裏付けできる預金口座からの金の出し入れや証言がなく立件できなかった。

捜査関係者などによると、念書の日付は亡くなる約10日前の昨年10月15日。2010年7月半ばに、川岸さんが少年から現金2万円を借り、「2万円と(支払いから)逃げていた約13カ月間を(利子)月1万円として(少年に)誠意を見せます」という趣旨の記載があった。

川岸さんは携帯電話に、この少年と同じグループに属する同じ高校に通っていた少年を名指しして「呪う」としたメモや、「3万8千円は払えない」というメモを残して自殺した。〔共同〕





■自殺高校生、いかさまトランプで15万円借用書
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120728-OYT1T00734.htm
(2012年7月28日14時57分  読売新聞)

大阪府貝塚市で昨年10月、同府泉佐野市在住の定時制高1年・川岸朋之さん(当時18歳)が自殺した問題で、川岸さんが死の約10日前、いじめの加害者とされる男子高校生らのグループに15万円の借用書を書かされていたことがわかった。

賭けトランプに負けたためとの名目だったが、友人らは「いかさまだった」と証言。府警は、根拠のない借金を理由に金を脅し取られていた疑いがあるとみている。

川岸さんの父親(42)によると、借用書は昨年10月15日付。グループの1人の専門学校生に宛て、「2万円を借りました。金に余裕がなく、本日まで約13か月間逃げました。2万円プラス(利子として)1か月当たり1万円の誠意を見せます」と記し、指印もあった。




■自殺高1男子メモ残していた「3万8000円は無理や」
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/07/28/kiji/K20120728003776330.html
2012年7月28日 06:00 

自殺した男子生徒の携帯電話に残っていたメモ 

大阪府貝塚市で昨年、同府泉佐野市の定時制高校1年の男子生徒=当時(18)=が自殺した問題で、男子生徒が携帯電話に「自殺の動機がこれってだいぶ情けないな。16日までに3万8000円は無理や(払えない)」などとメモを残していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。

府警はメモの内容からこれまで恐喝容疑で捜査していたが、具体的な証拠がなく立件を断念。男子生徒の友人らから「ひったくりを強要されていた」との新情報が得られたことから、強要容疑を視野に再捜査を始めた。

遺族などによると、男子生徒は川岸朋之さん。ひったくりを強要した疑いがあるとされる少年らは、川岸さんの中学の同級生だった。捜査関係者によると、少年らのうち1人が「川岸さんに金を貸した」と話していることも判明した。




■大阪少年自殺「以前ひったくり強要訴えた」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5092569.html
2012.07.28 11:49  TBSニュース

大阪府貝塚市の少年が自殺した問題で、今年1月に少年の父親がひったくりを強要されていたと警察に訴えたにもかかわらず、警察が捜査を打ち切っていたことがわかりました。

大阪府の定時制高校に通っていた川岸朋之さん(18)は去年10月、貝塚市内の空き地で首をつって自殺しました。朋之さんの携帯電話には、金の要求など、元同級生(18)からのいじめをうかがわせる内容が書かれていましたが、去年12月、証拠不十分で捜査は打ち切られました。

警察は26日になってひったくりを強要していたとの新証言が得られたとして捜査を再開させましたが、少年の父親は捜査が打ち切られた直後の今年1月からこの事実を警察に訴えていたことが分かりました。

「ひったくりという件が出てきたという話を(警察は)しているが、僕としては前から言っているのに取り扱ってくれなかった経緯がある」(朋之さんの父親)

元同級生は別の傷害事件などで逮捕され、現在少年院に収容されていて、警察は改めて事情を聴く方針です。




■「残りは明日食べる」と言い残し 大阪・貝塚の高1自殺 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120728/crm12072813520006-n1.htm
2012.7.28 13:51

大阪府貝塚市で昨年10月、定時制高校1年の川岸朋之さん=当時(18)=が自殺した問題で、取材に応じた朋之さんの父親(42)が「当初は自殺の理由が分からず、自分を責めた。今は息子に金を払い続けさせた加害者を許せない」と胸の内を明かした。

「遊びに行ってくる。残りは明日食べる」。父親が息子と交わした最後の言葉だった。自殺した昨年10月26日夜。川岸さんは出前のすしを食べ残して外出。だが、息子は帰ってこず、翌日の昼、府警から遺体発見の連絡を受けた。

父子2人暮らし。年ごろだから普段は多くを語らない息子だった。それでも、自殺する理由に思い当たる節がまったくなかった。

2カ月後、府警から捜査終結の連絡があった。そのときに初めて携帯電話の遺書を見せられた。恐喝をうかがわせる内容のほかに、同級生の名前と「呪う」「殺す」などの文字。府警は「証拠が不十分で立件できない」と説明したが、納得できなかった。

その後、息子の友人らの協力を得て、同級生にトランプで負けた金を支払わされ、ひったくりまで強要されていたことが判明した。こうした状況を府警に伝え、改めて捜査を依頼。今月25日に再捜査を告げられた。朋之さんの死から約9カ月がたっていた。

「やっと警察が動いてくれた」。再捜査が開始された26日、父親は息子の遺影に「ようやく一歩前進した」と語りかけたという。



川岸朋之さんの友人(18)らによると、川岸さんに金を要求しひったくりを強要していたとされるのは、遊び仲間のリーダー格の同級生2、3人。友人は「川岸さん以外の仲間十数人にも同じように金を要求していた」と証言する。

府警などによると、携帯電話に実名が記された同級生(18)は今年2月、別の少年に対する恐喝や傷害容疑などで大阪府警に逮捕された。別の専門学校生の同級生(18)も5月にオートバイを盗んだとして窃盗容疑で逮捕。2人とも現在は少年院に収容されているという。





■「呪ってやる」とメモ 高校生いじめ自殺で大阪府警が再捜査 少年ら3人、ひったくり強要の疑い
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120727/crm12072714220014-n1.htm
2012.7.27 14:20

大阪府貝塚市で昨年10月、高校1年の男子生徒=当時(18)=が「金が払えない」とメモを残して自殺していたことが27日、貝塚署への取材で分かった。大阪府警は同日までに、当時同じ高校に通っていた少年ら3人がひったくりを強要したとして、強要容疑で捜査を始めた。

貝塚署は高校生の自殺を受け、別の恐喝容疑で捜査していたが、金のやりとりを裏付ける具体的な証拠が残っておらず、立件を断念し、今年2月末までに捜査をいったん終えていた。新たに強要容疑が浮上したため、府警は捜査を再開した。

貝塚署によると、高校生は昨年10月27日、貝塚市内で首をつって死亡しているのが見つかった。携帯電話に残したメモに、3人のうち同じ高校に通っていた少年を名指しし「呪ってやる」などと書かれていた。

自殺した高校生の父親は取材に「(自殺から)9カ月たっているが、一歩前進だと思う」と話した。




■「一生金ヅルはしんどい」 大阪18歳自殺、盗み強要か
http://www.asahi.com/national/update/0728/OSK201207280003.html
2012年7月28日12時3分

「お父さん1人にしてごめんな」。自殺直前に携帯に残したとみられる遺書(画像の一部を加工しています)
大阪府貝塚市内で昨年10月、定時制高校1年の少年が自殺した問題で、少年が専門学校生の元同級生(18)からの命令で、ひったくりをさせられていたことがわかった。目撃した少年の友人(18)が取材に応じた。別の友人によると、もう1人の元同級生(18)からも「ひったくりして金を取ってこい」と強いられていた。府警は強要や窃盗教唆の容疑で調べる。

少年は、大阪府泉佐野市内の定時制高校1年だった川岸朋之(ともゆき)さん(当時18)。

専門学校生は5月、オートバイを盗んだとして窃盗容疑で府警に逮捕された。川岸さんが携帯電話に残した遺書で名指しされた、もう1人の元同級生も2月、ほかの少年への恐喝容疑で逮捕されている。府警は、この2人が中心となって川岸さんにひったくりを強要していたとみて事情を聴く。




■大阪・高1自殺:父親が「対応遅すぎる」と府警に不満
http://mainichi.jp/select/news/20120728k0000m040154000c.html
2012年07月27日 毎日新聞 

大阪府貝塚市で昨年10月、府立高定時制1年の川岸朋之さん(当時18歳)=同府泉佐野市=が自殺した問題で、父親(42)と友人らは27日、川岸さんの名前を公表して報道陣の取材に応じ、小中学生時代の元同級生がいじめた疑いがあるとして再捜査を始めた府警の対応に不満を示した。府警は「ひったくりを強要されたとの新事実が家族から寄せられた」と理由を説明したが、父親らは「以前から話しており、対応が遅すぎる」と指摘した。

父親によると、川岸さんは自殺直前、元同級生らから3万円を要求され悩んでいた。数年前からトランプゲームなどの賭け事を強要され、少なくとも約70万円を支払ったという。川岸さんの携帯電話には遺書が残され、「一生金ヅルはしんどい。俺は金に殺された」と書き込まれていた。元同級生を名指しして何度も「呪う」と書かれていたほか、「お父さん1人にしてごめんな。長生きしてな」などとも記されていた。



2012年7月12日木曜日

■8千万円着服の阪南市社協職員を懲戒解雇  大阪

8千万円着服の阪南市社協職員を懲戒解雇  大阪府
http://news24.jp/nnn/news8894665.html
7/11 18:47 読売テレビ

大阪府阪南市の社会福祉協議会の事務局長代理の男性職員(38)が、寄付金などの積み立て金を着服していた問題で協議会は11日、職員を懲戒解雇にした。

先月25日、匿名の通報で寄付金などの積み立て金を男性職員が着服していたことが発覚した。協議会によると、この職員は協議会が保有する寄付金などの定期預金を解約するなどして、去年2月から先月までの1年5か月間で約8500万円を着服。

元職員は協議会の調査に対し「未公開株などの儲け話に乗って失敗した」と着服を認めているという。

これを受け協議会ではきょう付けで職員を懲戒解雇し、近く業務上横領の罪で大阪府警に刑事告訴する方針。



[チアラのコメント]

ま、ひとこと言わせていただければ、アホ!
人に迷惑かけるな!
で、どう考えても、今時、そんなオイシイ話はどこにもおまへんで。
ちと、考えれば分かるものを‥。
ま、ま、檻の向こう側で、じっくり反省するこってすな。



2012年7月7日土曜日

■南海トラフ地震 夜間発生なら最大40万人死亡 昼間で12万人


■南海トラフ地震 夜間発生なら最大40万人死亡 昼間で12万人
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/120706/wlf12070622000015-n1.htm
2012.7.6 21:59 [地震・防災]

 東海・東南海・南海地震の被害想定と対策を検討している中央防災会議「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」の取りまとめ役の河田恵昭・関西大教授は6日、大阪市内で行われた講演後に記者会見し、3地震の死者は概算で最大40万人規模になるとの考えを明らかにした。同会議の被害想定などは8月下旬に公表される予定。

 河田教授は「在宅率100%の真夜中に地震が発生すれば、津波による逃げ遅れで死者が最大になる」と説明。在宅率30%の昼間に発生した東日本大震災の死者・行方不明者1万9千人を基準に、同震災が夜間発生していた場合の死者を6万3千人と算出した。

 この推定値を用いて、東日本大震災の被災地人口750万人に対し、その6・3倍にあたる西日本の3地震の死者数を約40万人とした。

 死者数はほとんどが津波によるもので、静岡から高知県までの沿岸部に集中。地震そのものによる死者数は内陸部も含めて約4万人と算出した。

 一方、3地震が東日本大震災と同じ昼間の時間帯に発生した場合の死者総数は12万人とした。

 河田教授は「これらの推定値は過去の経験も含め独自に算出したものだが、中央防災会議が正式に検討している数値とほぼ変わらないようだ」としている。




■南海トラフで試算、地震、深夜発生で40万人犠牲も
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0707&f=national_0707_001.shtml
2012/07/07(土) 00:04 サーチナ
       
 東海沖から四国沖の「南海トラフ」で想定される巨大地震が深夜に発生した場合、死者数が40万人に上る恐れがあるとの試算を河田恵昭関西大教授がまとめ6日、大阪市此花区で開かれた講演会で明らかにした。

 在宅者が3倍以上多い深夜に東海、近畿、四国などの南海トラフ巨大地震で震度6弱以上が想定される地域の人口は、東日本大震災被災地の6・3倍で、死者は計約40万人と推計されるという。
(情報提供:共同通信社)




■“南海トラフ地震”死者40万人に異論!安易に悪い数字言うな
http://news.livedoor.com/article/detail/6734920/
2012年07月07日17時12分 ZAKZAK(夕刊フジ)

 南海トラフでの巨大地震で死者が最大40万人規模になるとした関西大、河田恵昭教授の見解が波紋を広げている。人々が逃げられない真夜中の発生を想定し、東日本大震災の被災地より人口が6・3倍というのが死者40万人説の根拠。あまりに衝撃的な数字に対し、研究者の間には疑問の声も上がっている。

 河田氏は東海・東南海・南海地震の被害想定と対策を検討している中央防災会議「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」の取りまとめ役。6日、大阪市内で行われた講演後の記者会見で死者40万人説を解説した。「在宅率100%の真夜中に地震が発生すれば、津波による逃げ遅れで死者が最大になる」と河田氏。在宅率30%の昼間に発生した東日本大震災の死者・行方不明者1万9000人を基準に、同震災が夜間発生していた場合の死者を6万3000人と算出した。

 この推定値を用いて、東日本大震災の被災地人口750万人に対し、その6・3倍にあたる西日本の3地震の死者数を約40万人とした。

 国立の総合研究大学院大学の神沼克伊名誉教授(固体地球物理学)は、「入り組んだ三陸海岸は避難が難しい一方、地形が複雑ではない高知県の海岸沿いなどでは三陸より容易に逃げられるはず。最近の研究者はとりあえず悪い数字を言っておけばよいという傾向がある。研究者は安易にサイエンス・フィクションを口にすべきではない」と指摘している。

 南海トラフでの巨大地震について、これまで国の中央防災会議では最大死者数が2万5000人と推計している。確かに、死者40万人はちょっと大げさなのか。杞憂に終わればいいが…。



2012年7月6日金曜日

■<路線価>4年連続下落、大都市部は底打ち感…12年分


<路線価>4年連続下落、大都市部は底打ち感…12年分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000011-mai-soci
毎日新聞 7月2日(月)11時6分配信

 国税庁は2日、相続税や贈与税の算定根拠となる12年分の路線価を公表した。算定時点は1月1日で、東日本大震災の影響が反映された初の数字となった。標準宅地の増減率が平均で前年比2.8%減と4年連続で下落したが、11年分(前年比3.1%減)より下げ幅は縮小し、大都市圏では底打ち感が強まった。

 都道府県別の平均変動率はすべて下落したが、東京、大阪、愛知など23都道府県では下落率が縮小した。路線価日本一は27年連続で東京都中央区銀座5丁目の文具店「鳩居堂」前で、1平方メートル当たり2152万円。4年連続で下落したが、下げ幅は前年の5.2%から2.2%に縮まった。

 大震災で激しい被害を受けた岩手、宮城、福島の3県などでは下落率が拡大した。特に福島県の下げ幅は6.7%減と前年(3.3%減)の2倍に上った。被害実態に合わせて路線価を引き下げる「調整率」は、11年分の路線価では10県で設定されたが、今回は見送られた。ただ、福島第1原発事故に伴う警戒区域(帰宅困難区域などに再編された地域を含む)は、前年に引き続き評価額は「ゼロ」となった。

 東北地方で下げ幅が縮小したのは秋田県だけだった。地域経済に詳しい大和総研の鈴木文彦シニアコンサルタントは「被災地の数値が厳しいのは事実だが、震災の影響だけでなく、郊外化の進展に伴う中心市街地の弱体化も地価下落の大きな要因だ」と話している。

 一方、都市圏を中心に、マンションをはじめ住宅地の回復基調はここ数カ月鮮明になっている。日本不動産研究所の山本博英・企画部副部長は「大都市では住宅地から徐々に回復に向かっており、震災前の状況に戻りつつある」という。



■<大阪市議政調費>大学院入学金、高級椅子…グレー支出続出


<大阪市議政調費>大学院入学金、高級椅子…グレー支出続出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000047-mai-pol
毎日新聞 7月2日(月)15時35分配信

 大学院の入学金から高級椅子まで--。大阪市議の政務調査費の領収書には、たびたび問題になってきた親族への家賃支出などが記されていた。昨春の統一地方選で当選し、今回初めて使途が明らかになった「大阪維新の会」の新人議員20人にも、問題視されかねない支出は続出している。

 京都大大学院への入学金(28万2000円)の半額を政調費から支出したのは1期目の維新市議(27)。今春、経営管理教育部に入学した。市議は取材に、「当選後、経済の知識がないことを痛感し、政策力を身に着けたかった。自治体も経営感覚が重要になっている」と話し、授業料も半額支出することを検討しているという。自民市議(45)も大阪市立大大学院の入学金を全額支出した。

 2期目の維新市議(34)は備品への「こだわり」がにじむ。「プレミアムチェア専門店」で購入した高級椅子(6万8000円)を8割計上。英国製サイクロン式掃除機(5万8800円)も8割計上した。また、別の維新市議(34)は、氏名や住所、電話番号などを彫った印鑑3式(約7万9500円)を購入、9割を計上した。

 一方、親族や関係会社の所有物件に事務所を構え、家賃を支出したのは少なくとも自民6人、維新3人の計9人。維新の新人市議(30)は、父が所有するビル内に事務所があり、家賃(月12万円)の6割を支出。2期目の維新市議(45)は、自ら経営する会社の一角を事務所に使い、家賃(月6万7000円)の6割を支出した。

 維新市議団の坂井良和団長は「疑念を招かないよう、2親等以内の親族が所有したり経営したりする物件への支出は、家計が別でも今後認めない」と話し、6月に市議団でルールを作ったことを明らかにした。



2012年7月5日木曜日

■70、80代の老人たちが年商2億円超に成功させたビッグビジネスの物語が映画に!

70、80代の老人たちが年商2億円超に成功させたビッグビジネスの物語が映画に!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0705&f=entertainment_0705_033.shtml
2012/07/05(木) 17:04
       
老人たちが「葉っぱ」ビジネスを成功させた実話を基にした映画『人生、いろどり』の完成披露試写会が7月4日にスペースFS汐留で行われ、キャストの吉行和子、富司純子、中尾ミエ、そし御法川修監督が舞台挨拶を行った。

同作は、過疎化が進む四国で一番小さな町・徳島県上勝町を舞台に、それまで誰も見向きもしなかった葉っぱを料理を飾る「つまもの」として商品化、年商2億円以上を稼ぎ出すビジネスへと成長させる様子を描写。主戦力となった70代、80代の女性たちが町を蘇らせ、生き生きと変化していく姿が感動を呼ぶ。

富司は「以前。テレビ番組で葉っぱビジネスのことを見ていて、働いている人たちは人生を楽しく生きてるなと思っていたので、映画のお話をいただいて『ぜひ!』と思いました」と出演についてコメント。

中尾は「自分は年齢的にはまだ早いのではと思っていましたが、世間的にはそのくらいなのかなって」と笑い、「撮影に参加して、得ることがとても多かった」と振り返った。

一方、吉行は自らの役柄について「何も考えないで生きてきて、70歳になって初めて仕事をし、通帳を作って自分の足で歩き始めました。たいてはそうなると夫が邪魔になって熟年離婚なんてこともありますが、(演じた)薫は元気のない旦那さんを引っ張って一緒に幸せになろうとするところがすばらしい」と話していた。

最後に御法川監督が「若さやピュアさを良しとするよりも、経験を積んだからこその美しさを実感していただきたい」と、作品に込めた思いをアピールしていた。

『人生、いろどり』は9月よりシネスイッチ銀座ほかにて全国順次公開される。(情報提供:MOVIE Collection [ムビコレ])

オフィシャルサイト 人生いろどり
http://www.irodori-movie.jp/

主題歌
原由子「ヘヴン」






■「健やかさ」を新たな形で取り戻す時代へ
http://www.insightnow.jp/article/6969
2012年1月31日 10:54村山 昇

 時代が喪失しているものの中で1つ大事なもの挙げるとすれば、それは「健(すこ)やかさ」だ。「健やかさ」などという普遍的だが退屈な価値で注目・支持を集めるのはラクな仕事ではないが、爛熟から凋落のコースを変えるには不可欠ものだ。

 アメリカのロックバンド、イーグルスを率いたドン・ヘンリーは、時代を見る目を持って、「喪失」を見事に歌うミュージシャンだったように思う。

 『ホテル・カリフォルニア』の中に出てくる有名な一節───
  “We haven't had that spirit here since nineteen sixty nine.”
  (支配人に自分の好みのワインを注文するのだが…)
  「あいにくそのようなお酒(精神)は1969年以降ご用意しておりません」。

 ここに出てくる「spirit(スピリット)」は、「酒」と「魂・精神」との掛け言葉になっている。伝説のウッドストックコンサート開催に象徴される1969年以降、アメリカは爛熟した物質文明・商業主義の中で、何か大事な魂(スピリット)を失ってしまった───そんな憂いを彼はこの歌詞の裏に込めた。
 また、ドン・ヘンリーは、引き続き1990年にブルース・ホンズビーとの共作による『The End of the Innocence』でもグラミー賞を受賞した。「イノセンス=無邪気さ・無垢であること」の終わりを歌ったこの曲は、やはり時代に対するメッセージ性を感じさせる。

   * * * * *

 さて、時代が喪失しているものはさまざま指摘できるだろうが、私がその中で1つ挙げるとすれば、それは「健(すこ)やかさ」だ。私がここで言う「健やかさ」とは、次のような意味合いである。

  ○生き生きと強いこと
  ○素直であること
  ○明るく開けていること
  ○善的なことに向かっていること
  ○自然と調和していること

 現代社会が抱える問題の多くは、「反・健やかさ」あるいは「離・健やかさ」の力が増長、圧迫、堆積して起こっているように私には思える。「健やかさ」というのは、レトロで野暮ったい観念だろうか。いや私は、こういう時代だからこそ、逆に清新であると感じる。

 健やかな身体、健やかな心、健やかな思考、健やかな生活、健やかな社会。
 健やかな詩、健やかな絵、健やかな物語、健やかな食べ物、健やかな会話。

 ……こういったものは、ほんとうのところ、いつの時代にあっても人びとが求めたいものだ。しかし、普遍的なものほど退屈になりやすい欠点がある。問題はいかにそれを新しい気持ちで、新しい形にして求めていくかだ。

 私たちはブータン国王夫妻が来日したとき、その国が「国民総幸福量」を指標にして国づくりを行っていることをうらやましく思った。また、映画『ALWAYS三丁目の夕日』を観て、古き良き昭和の日を懐かしんだりもする。私たちはこうした「健やかさ」に触れて、自分たちは、もうそこには戻れないんだと溜息をつく。しかし、いま大事なのは、いろいろなことに対し、平成ニッポンの「健やかさ」を新しい形で生み出すことは可能ではないかと考える「健やかさ」である。少なくともそうしなければ、この国の21世紀は開けてこないのだ。


 例えば、宮崎駿監督のアニメーション映画はひとつの「健やかさ」の作品表現かもしれない。グリーンツーリズムや日本の“おもてなし”も旅行業界での「健やかさ」価値の体現かもしれない。「無印良品」も、商品づくりの思想のなかに「健やかさ」という一本の軸が通っているように思える。“ロハス”や“スローライフ”も「健やかさ」と通底している。また、ビジネス書としてベストセラーになった『日本でいちばん大切にしたい会社』(坂本光司著)の中には、それこそ「健やかさ」を保った企業の話がたくさん出てくる。

 世の中の商品・サービス・芸術が、刺激性・中毒性を増さなければ振り向かれない潮流にあって、「健やかさ」などという普遍的だが退屈な価値で支持を集めるのはラクな仕事ではない。
 しかし、「健やかさ」を蘇生する作業を怠れば、歴史上、多くの爛熟しきった社会がたどった道と同じ道を私たちも進んでいくことになりかねない。

 私は企業の研修現場で仕事観の醸成教育をやる身であるが、プログラム開発のテーマに据えているのは、次のようなことである。
 ・「成功のキャリア」から「健やかなキャリア」へ
 ・「勝ち組/負け組の生き方」から「自分らしくを開く生き方」へ。
 ・「得点の競争で疲れる職場」から「知恵の競創が面白い職場」へ。
  (“競創”とは創造性を競うこと)

 1人1人の仕事・働く意識が健やかになる。1つ1つの職場が健やかになる。私自身、そのための教育はとても大事な仕事であると自覚している。

 再び名曲『ホテル・カリフォルニア』に戻って。
 ドン・ヘンリーは最後の部分でこう歌う───

  “We are all just prisoners here, of our own device.”
   俺たちはみんなここの囚人さ、自らが仕掛けた罠にかかって。

  “You can check out any time you like, but you can never leave.”
   チェックアウトしようと思えばいつでもできるのに、決してここを出ていけないのさ。

 「ホテル・カリフォルニア」という「喪失の園」から抜け出られないのは歌の世界だが、現実世界の私たちは、しっかりと「健やかさ」を取り戻し、自らの罠にかからないようにしたい。



2012年7月3日火曜日

■大阪市政改革最終案 市民交流施設を「全廃」


大阪市政改革最終案 市民交流施設を「全廃」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20120628-OYT8T00120.htm
(2012年6月28日  読売新聞)

 大阪市が27日に発表した市政改革プランの最終案で、地域住民の活動拠点となっている10か所の市民交流センターと、出産や子育ての支援講座を開くなどしてきた5か所の男女共同参画センターを、2014年度中に全廃する方針が盛り込まれた。廃止撤回を求める多くの声を押し切る形での最終案決定に、利用者らの間には落胆が広がった。(浦野親典、冬木晶)

 市が市政改革プランの素案を発表したのは5月11日。その後のパブリックコメント(意見公募)で、素案への反対意見が1000件を超えたのは9事業あり、最多だったのが2845件、市民交流センター廃止に対するものだった。

 全施設で週1回開かれる無料の識字教室は、十分な学習機会を得られなかった住民や外国人らの貴重な学びやだ。同センターの「すみよし南」(住吉区)の教室に通っている日系ブラジル人、坂口みどりさん(72)は昨年、小学生が習う漢字を書けるようになった。

 「それまで、市役所から通知文が届くといつも隣近所の人に読んでもらっていた。仮に別の施設で実施されるとしても、有料だと通い続けるのは難しい」と、坂口さんは不安がる。

 「クレオ大阪」の愛称で知られる男女共同参画センターは、心理カウンセラーによる悩み相談も実施している。「中央館」(天王寺区)の沢田薫・企画課長代理(50)は「せめて相談場所はどこかに作るべきだ。区役所などで実施すれば、近所の人に会いたくないからと足を運ばない女性がいるのでは」と話し、女性の地位向上に努めてきた市地域女性団体協議会の吉村八重子会長(82)は「我々が積み上げてきた取り組みを無にしてほしくない」と訴える。

 このほか、放課後の児童を無料で預かってきた28か所の民間施設「子どもの家」への補助は、利用者に月2万円程度の負担を求める学童保育事業に移行することに。「じゃがいも子どもの家」(生野区)の新家茜施設長(32)は「有料になると、保護者の理解を得られない子どもたちが来られなくなる」と指摘する。

 市議会は今後、こうした声も参考にして最終案を審議することになる。自民党市議団はこの日、男女共同参画センターの存続など12項目の要望書を橋下市長に提出し、「市民サービスの質を可能な限り落とさないでほしい」と求めた。

◆子育て世帯支援説明していく

 市政改革プラン最終案の決定後、橋下市長が市役所で報道陣の質問に答えた。主な発言は次の通り。

 ――最終案に対する市長の評価は。

 評価は有権者が判断することであり、(有権者代表の)市議会に否決されてしまったら終わり。ここまでまとめた(市役所の)組織の力には十分満足している。

 ――パブリックコメントでは反対が多かったが。

 パブリックコメントは有権者全体の意見ではなく、それに左右されるものではない。全体的な判断をせざるを得なかった。

 ――市民の理解は得られると思うか。

 他都市との比較で標準を上回っている住民サービスについて少し是正をお願いして、子育て世帯に税配分を回したということ。子育て世代をみんなでサポートしようというメッセージをしっかり説明すれば、市民の多くの皆さんに支えてもらえると思う。

 ◆屋内プール9か所に縮小

 大阪市の市政改革プランの最終案で、住民サービスが見直された109事業での削減効果額は、今年度からの3年間で約399億円に上る。

 市民交流センターや男女共同参画センター以外にも、24か所の屋内プールが9か所に縮小されるなど、廃止・縮小される施設や事業は多い。




■エキスポ跡地に大観覧車 高さ170メートル、国内最大級


エキスポ跡地に大観覧車 高さ170メートル、国内最大級
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20120627-OYT8T00115.htm
2012年6月27日  読売新聞

 吹田市の万博記念公園内にあった遊園地・エキスポランドの跡地(17・3ヘクタール)で、三井不動産(東京都)が2016年9月までの開園を目指す複合型エンターテインメント施設に、国内最大級となる高さ約170メートルの観覧車の建設が計画されていることがわかった。

 同社が市に提出し、26日に公開された環境影響評価提案書に盛り込まれていた。実現すれば現在、国内最大の葛西臨海公園(東京都)にある高さ117メートルを超える大観覧車となる。

 提案書によると、ほかに商業施設やアクアミュージアム(水族館)、アニメをテーマにした施設などを建設し、年間約2000万人の利用を想定している。

 三井不動産広報部は「観覧車の高さは未定だが、吹田市などと協議し、大きなものを作りたい」とした。

 エキスポランドは2007年にジェットコースターで死亡事故があり、09年に閉園。府が跡地の開発事業者を公募し、昨年12月、同社に決まった。



■震災がれき受け入れ処分場  知事「首長判断で決定を」 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20120701-OYT8T00083.htm (2012年7月1日 読売新聞)  関西広域連合が検討中の、東日本大震災のがれきを「大阪湾フェニックス計画」の廃棄物処分場へ受け入れる計画を巡り、松井知事は30日、受け入れ先の処分場が決まらない場合、各知事や政令市長がトップ判断で決める意向を示した。大阪市内で開かれた広域連合議会で明らかにした。  フェニックス計画では、関西の174自治体などが出資する「大阪湾広域臨海環境整備センター」が、尼崎沖(兵庫県尼崎市)、泉大津沖(泉大津市)、神戸沖(神戸市東灘区)、大阪沖(大阪市此花区)の4処分場を運営。同センターはいずれの処分場でも、震災がれきの焼却灰を埋め立てる場合に法的、技術的に複数の課題があるとして受け入れ決定には時間がかかる、としていた。  松井知事は「状況によっては(知事や政令市長でつくる同センターの)委員会を招集して対象処分場などを決定したい」と述べた。 ◇  広域連合議会はこの日、議長に田中英夫・京都府議、副議長に日村豊彦・兵庫県議を選出した。


震災がれき受け入れ処分場  知事「首長判断で決定を」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20120701-OYT8T00083.htm
(2012年7月1日  読売新聞)

 関西広域連合が検討中の、東日本大震災のがれきを「大阪湾フェニックス計画」の廃棄物処分場へ受け入れる計画を巡り、松井知事は30日、受け入れ先の処分場が決まらない場合、各知事や政令市長がトップ判断で決める意向を示した。大阪市内で開かれた広域連合議会で明らかにした。

 フェニックス計画では、関西の174自治体などが出資する「大阪湾広域臨海環境整備センター」が、尼崎沖(兵庫県尼崎市)、泉大津沖(泉大津市)、神戸沖(神戸市東灘区)、大阪沖(大阪市此花区)の4処分場を運営。同センターはいずれの処分場でも、震災がれきの焼却灰を埋め立てる場合に法的、技術的に複数の課題があるとして受け入れ決定には時間がかかる、としていた。

 松井知事は「状況によっては(知事や政令市長でつくる同センターの)委員会を招集して対象処分場などを決定したい」と述べた。



 広域連合議会はこの日、議長に田中英夫・京都府議、副議長に日村豊彦・兵庫県議を選出した。