2012年1月5日木曜日

「高齢者でなく、現役・将来世代に税投入」活力でシニア支援


■「高齢者でなく、現役・将来世代に税投入」活力でシニア支援http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120104/waf12010413030016-n1.htm
2012.1.4 13:01 [激動!橋下維新]

大阪市の橋下徹市長は4日、年頭の記者会見にのぞみ「無駄を省いて住民サービスを拡充するときには、高齢者ではなく、現役、将来世代に税を投入していきたい」と語った。

「無駄を省いて行政改革をやって住民サービスを拡充することは当然のこととしてやります」と述べた橋下市長は「高齢者を切り捨てるわけではないが、高齢者に直接税を投入するのではなく、日本の状況をみると現役世代や将来世代に税を投入し、将来世代を強化しその活力によって高齢者を支えるという施策の見直しをしたい」と語った。




■将来世代に税投入 橋下市長「活力で高齢者支える」http://news.infoseek.co.jp/article/sankein_snk20120104078
産経新聞(2012年1月4日15時03分)

大阪市の橋下徹市長は4日、年頭の記者会見にのぞみ「無駄を省いて住民サービスを拡充するときには、高齢者ではなく、現役、将来世代に税を投入していきたい」と語った。

「無駄を省いて行政改革をやって住民サービスを拡充することは当然のこととしてやります」と述べた橋下市長は「高齢者を切り捨てるわけではないが、高齢者に直接税を投入するのではなく、日本の状況をみると現役世代や将来世代に税を投入し、将来世代を強化しその活力によって高齢者を支えるという施策の見直しをしたい」と語った。

また橋下市長は「住民サービスにかかわることについては区役所の視点を持ち、中間的な大阪市という見方をなくす。区役所が細かくみなさんのニーズを把握し、公募区長に市長の代わりをつとめてもらう。住民のみなさんで地域のことを決められるようにしてもらう」と語った。




■生活保護の通院過多:医療費の無駄遣いで開業医のお得意様?大阪橋本知事は食い込める?
http://blogos.com/article/28361/
2012年01月04日 21:54 中村ゆきつぐ

読売新聞の年末の記事です。

生活保護受給者囲い込みの病院「彼らは上客」

生活保護の患者さんは医療費が無料です。それゆえ一部の生活保護受給者(あえて病気を持っている患者さんとわけています)はすぐに何回も病院に受診します。

本人の払う医療費は0ですが、地方自治体が医療費を肩代わりすることで税金が使われ、自治体が払うため医療機関には取りっぱぐれがなく、また俗にいうレセプト審査の基準も甘いため、月に何度も受診させて過剰な利益を得ようとする医療機関が現実的に存在しています。

死亡者が出た2009年の奈良の山本病院事件がまさにこの最たるものです。そして死者でも出ない限りこのパターンは見逃され、無駄な医療費が垂れ流しされます。

今まで経験している生活保護の患者さんは、本当に申し訳ないという気持ちで病院におみえになる病気をもった患者さんと、新聞の中にも出ているさびしくて誰かに構って欲しい人(この方々も心の病といえばまだ許せます)と、やってもらうのがあたりまえと思われている人がいらっしゃいます。そして診療していて本当に腹立たしくなってしまうのが最後の方です。(まだまだ人間として成熟してないんですよ)

「私の症状が治らないのは病院がヤブなんじゃないかと役所から言われたわ」と不定愁訴(病気はないが症状がとれない人)が主訴の女性があるとき来院されました。『私が診察するのは最初なので、症状をよくするためにはあなたの生活環境から改善しなければ難しいと思います。それ故どのような生活をされているのか質問させてください』とお願いし、『同居している方はいらっしゃいますか』と確認したら、「何でそんな事を答えなければいけないんですか」と突然お怒りになり、「薬だけください」といって帰られた方がいました。症状を改善させる事は望まれていないようでただ医師にいいたかっただけみたいでした。看護婦さんに聞くとどうも娘夫婦と同居しているのですが、届けには一人で生活している事になっているということでした。(生活保護申請のため)また離婚して一緒に住んでいないはずの生活保護受給者元夫婦が一緒に仲良く受診してくるなど、本当になんですかと思ってしまいます。

生活保護の患者さんは精神科疾患のかたも多く、以前問題になった貧困ビジネスもおきやすくなってきます。また精神科医も薬漬けにして何度も受診させた方が儲かるため、本当に薬ばかり増えていきます。そして無料なものだから遠慮なく色々なところからたくさん薬をもらい、結果使われず小遣い稼ぎのため横流しする人が増えるんです。つまるところいらない医療行為なんですよね。

記事の中の「治療より経営優先。はやってナンボ」。医師はそう言う一方、こんな表現で過剰診療を否定した。「患者が自主的に来るから診ているだけ。『毎日来い』とは言っていない」

マスコミのあいかわらずの医療たたきは気に入りません。しかし残念ですが、法律には違反していないというだけの病院側のコメントです。ただ一般の病院ではひきとってもらえない患者さんを引き受ける必要悪の部分はあるようで、結構難しい部分が存在しています。また患者に使用する治療のお金を考えると、どうしても萎縮する医療になってしまう事は医療従事者として一面事実です。実際お金がなく治療法をかえてしまったことは以前書かせてもらったとおりです。

生活保護の医療費が財政圧迫のひとつの原因となっている事は事実です。 特に大阪市は貧困ビジネスを含め問題点がかなりあります。そして必要悪の部分もすごい状態です。年末橋本市長はこの分野に切り込む事を言っています。低所得労働者がお金を払っているんですから、やはり一部払うべきでしょうし、一部負担にするだけでいらない医療部分はかなり解消されるでしょう。
(睡眠薬の横流し値段も確認し、負担額を決定しなければなりません)日本でも有数の生活保護天国の大阪でどこまで食い込めるのか本当に楽しみです。以前認定を厳しくしたため北九州で餓死した生活保護者が出たと叩いたマスコミがまた出てくるのが心配ですが。まあ彼ならマスコミとは戦うでしょうが。




■大阪市立大・朴一教授 大阪の生活保護申請者増加を懸念する
http://www.news-postseven.com/archives/20111026_66224.html
2011.10.26 07:00 女性セブン2011年11月3日号

11月27日投開票の大阪市長選に、「大阪都構想」を掲げて出馬する橋下徹大阪府知事。もし橋下知事が大阪市長になったら、市民の生活はどう変わるのだろうか。特に子供を持つ親にとっては、教育がどうなるかは気になるところだ。

橋下氏が代表を務める「大阪維新の会」は9月、府議会に教育基本条例案を提案。この条例案をめぐっては、橋下氏と府教育委員会が激しく対立など、なにかと物議をかもしてきた。

橋下氏は市長選では中学卒業までの通院・入院費の無償化、市立小中学校の普通教室へのクーラー設置、中学の全生徒に給食を提供などのサービス面の充実を公約。一方で、市立学校の校長と副校長の公募や学校選択制の導入も打ち出している。

また、学力向上を狙って「めざましい成果」をあげた府立高の専門学科に対する支援を行うなど、「実績主義」を推し進めた。しかし、これについて大阪市立大学大学院教授の朴一氏はこう批判する。

「橋下さんは教育現場の現状も知らずに、有名大学進学と学力向上しか目標においていない。これでは落ちこぼれやドロップアウトする子供が増えていく。そういう教育についていけない子供たちをいかにすくい上げ、生きる力を植え付けるか。彼らを切り捨ててしまえば、いずれ生活保護を申請する人が増えて、逆に行政コストがかさむと思います」




0 件のコメント:

コメントを投稿