2012年2月20日月曜日

■貝塚市長、市の関与を否定 談合事件で(大阪府)


■貝塚市長、市の関与を否定 談合事件で(大阪府)
http://news24.jp/nnn/news8893484.html
[ 2/20 12:31 読売テレビ]

 大阪府貝塚市の談合事件で、工事を発注した貝塚市の藤原龍男市長が市側の関与は一切なかったと説明した。

 この事件は貝塚市の橋本建設社長・橋本修容疑者(54)が3年前、市が発注した中学校体育館の耐震補強工事の入札で、他の建設会社3社と談合したとして逮捕されたもの。

 工事は約1億1600万円で橋本建設が落札したが、これは市が設定した上限価格の95%にあたる金額だった。

 これについて藤原・貝塚市長は「談合がわかっていたら工事はやめると思う。(市が関与する)ことはしていなかった。僕はまったくなかったと確信している」と語った。警察はほかの工事でも上限価格に近い金額で落札されていることなどから、市が談合を把握していなかったか調べている。




■「以前から談合繰り返していた」業者供述 貝塚談合事件http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201202200057.html
2012年2月20日

 大阪府貝塚市発注の学校耐震化工事をめぐる談合事件で、入札を申し込んだ市内の建設業者が府警の調べに、「以前から談合を繰り返していた」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。府警は市の大規模建築工事で談合が常態化していたとみている。

 捜査2課は18日、同市の「橋本建設」社長の橋本修容疑者(54)を談合容疑で逮捕した。2009年5月実施の貝塚市立第二中学校体育館の耐震化工事(設計金額約1億2800万円)の指名競争入札をめぐり、談合の中心的な役割を果たした、とみている。

 この入札には、大規模建築工事を取り扱える市のAランク業者の4社がかかわった。2課は、橋本建設以外の3社についても社長ら関係者から任意で事情聴取。捜査関係者によると、「(Aランク業者の入札で)以前から談合を繰り返していた。貝塚二中の入札を機にやめた」などと供述している業者もいるという。




■貝塚談合 要件満たさず最高ランクに昇格か 仕切り役の建設会社http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120220/waf12022009070004-n1.htm
2012.2.20 09:02

 大阪府貝塚市発注の学校耐震工事の入札をめぐる談合事件で、受注調整の仕切り役とされる「橋本建設」(同市)が、同市から受注できる公共工事の規模を示す格付け(ランク)の昇格の際、要件を満たしていなかった疑いがあることが19日、関係者への取材でわかった。同市は、規模や実績などで建設会社をA~Cのランクに分類。同社は設計金額が5千万円以上の工事を受注できる最高位のAランクに昇格していた。

 大阪府警は、同社のランク昇格をめぐって不正がなかったか、競売入札妨害(談合)容疑で逮捕した同社社長の橋本修容疑者(54)を取り調べるとともに、市幹部からも事情を聴いて当時の経緯を調べている。府警は同日、橋本容疑者を同容疑で送検した。

 同市などによると、同社は平成20年7月にBランクからAランクに昇格。当時の規定によると、「過去2年間に(同市発注事業の)実績を有する」ことが条件の1つ。しかし、同社が同期間中に竣工(しゅんこう)した工事はなく、施工中の工事が実績とみなされていた。同市は従来、竣工後の工事を実績にカウントしているという。

 市幹部は「当時の記録が残っていないので、なぜ昇格が認められたかは分からない。ただ、竣工前の工事を実績とみなしたのは異例だ」と説明。昇格は、副市長や総務部長らによる指名委員会で決まったという。



■談合:大阪・貝塚市発注、体育館耐震工事で 容疑で建設業者逮捕http://mainichi.jp/kansai/news/20120219ddn041040014000c.html
毎日新聞 2012年2月19日 大阪朝刊

 大阪府貝塚市発注の学校体育館耐震補強工事の指名競争入札を巡り、業者間で談合したとして、大阪府警捜査2課などは18日、貝塚市小瀬、橋本建設社長、橋本修容疑者(54)を競売入札妨害の疑いで逮捕した。橋本容疑者は最低制限価格より約1200万円高い金額で落札しており、府警は談合の実態解明を急ぐ。

 逮捕容疑は09年4月上旬~5月中旬、貝塚市立第二中体育館の耐震補強工事の指名競争入札を巡り、橋本建設が落札できるよう入札に参加した他の計3社の役員らと事前に入札価格を調整して談合した、としている。

 捜査関係者によると、工事は耐震補強に伴う梁(はり)の増設や床の張り替えなどで、入札には要件を満たした貝塚市内の業者計4社が申し込んだが、うち1社は辞退した。

 市は入札価格の目安となる工事の設計金額と最低制限価格(1億377万円)を事前に公表し、橋本建設が約1億1598万円で落札した。

 この工事以降、同種発注はこれまでに計7件あったが、すべて最低制限価格で入札され、くじ引きで落札業者が決まっている。

 府警は今回の入札だけ、最低制限価格を上回る価格で落札した経緯に着目して調べている。


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