関空連絡橋利用税 審議会で主張平行線
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20120217-OYT8T00061.htm
(2012年2月17日 読売新聞)
.泉佐野市‥「税収補填、勘案して」 国交省‥「関空の力 阻害する」
関西空港連絡橋の国有化に伴う固定資産税の減収を補填(ほてん)するため、泉佐野市が通行車両への利用税の導入を検討している問題で、総務省の地方財政審議会は16日、国有化の方針を決めた国土交通省と、市それぞれへの意見聴取を東京都内で行った。同省は利用税に反対の立場で、双方の主張は平行線をたどった。
市は1往復100円の徴収を検討しているが、課税を行うには総務相の同意が必要。同審議会の意見を踏まえ、総務相が判断する。
意見聴取で国交省は、関空の利便性向上のため、通行料の引き下げが必要との認識を示し、「100円の値上げは、関空の力を阻害する。国の重要な経済施策に逆行している」と指摘した。
一方、同市の千代松大耕市長は、「空港の利用を控えるほどの税額でない。国の突然の国有化決定で消滅した税収の補填策という、特殊事情を勘案してほしい」と理解を求めた。
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