2012年6月6日水曜日

■がれき、大阪・夢洲で処分決定へ…近く説明会


がれき、大阪・夢洲で処分決定へ…近く説明会
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120606-OYO1T00197.htm?from=top
(2012年6月6日  読売新聞)

東日本大震災で発生したがれきを人工島・夢洲(ゆめしま)の焼却灰処分施設「北港処分地」(73ヘクタール、大阪市此花区)で受け入れ、最終処分する大阪府・市の計画案について、環境省は5日、海水に漏れる放射性物質はごく微量にとどまるとして「安全を確保できる」との評価結果を市に伝えた。市は府の専門家会議による評価を経たうえで、近く受け入れを正式決定し、周辺住民対象の説明会を開く。

処分地は周囲を護岸で囲まれ、埋め立てが進んだ陸地部分と海水部分(6・6ヘクタール)に分かれる。環境省は焼却灰の埋め立て方法について、〈1〉海水面に直接埋め立て〈2〉陸地の未整備部分(2ヘクタール)に埋め立て〈3〉同部分に放射性物質を吸着する鉱物「ゼオライト」を敷き詰め、埋め立て――の3パターンに分け、影響を試算した。

いずれも処分地内の海水面で検出される放射性物質の濃度は最大で1リットルあたり9・82~0・172ベクレルと、一般の水道水から検出される値(同10ベクレル)を下回った。市は、「護岸に排水処理施設があるため、実際に外海に出る放射性物質の濃度はさらに低くなる」と説明している。

橋下徹市長はこの日、報道陣に、ゼオライトを使った埋め立て方法を採用する意向を表明、「手続きをきちんと踏んでいるので、周辺住民は(受け入れを)納得してくれると思う」と話した。



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