2012年6月28日木曜日

■あの泉佐野市、今度は「飼い犬税」の導入検討


■大阪・泉佐野「飼い犬税」検討
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120628/k10013166051000.html
6月28日 6時46分

大阪・泉佐野市が、犬のふんの被害がおさまらないとして、犬の飼い主に対し「飼い犬税」を課すことを検討していることが明らかになりました。

泉佐野市ではことし1月から公共の場所に飼い犬などのふんを放置した場合、飼い主から千円を徴収する条例を施行していますが、ふんの放置はおさまらず、市民からの苦情も続いています。

このため市は犬の飼い主に対し、「飼い犬税」を課すことを検討することになったということです。

泉佐野市では5300匹余りの飼い犬が登録されています。

飼い犬税の額などはまだ決まっていませんが、これを財源に、ふんを放置しないよう取り締まる人を雇うことなどを検討しています。

総務省によりますと、昭和20年代や30年代は飼い主に「犬税」を課した自治体があったものの、現在は、犬をはじめペットを対象に課税をしている自治体はないということです。

泉佐野市の千代松大耕市長は「関西空港直近の町で世界各地の人が訪れるため、美しい町づくりを進めたい。ふんの放置が改善されれば税を導入しないこともありえるが、改善されなければ2年後をめどに導入を検討したい」と話しています。




■あの泉佐野市、今度は「飼い犬税」の導入検討
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120627-OYT1T01023.htm
2012年6月27日19時32分  読売新聞

 大阪府泉佐野市が、犬の飼い主に課す法定外税「飼い犬税」の導入を検討していることがわかった。

 ペットのふんの路上放置をなくすため、取締員の雇用や啓発活動費に税収を充てる。総務省によると、1955年頃には約2700の自治体が「犬税」を導入していたが、現在はペットを対象にした法定外税はない。

 法定外税は自治体が独自に課税できる税で、総務相の同意が必要。市内で登録された飼い犬は約5400匹いるが、戸外でのふん放置が相次いでいる。市は、今後も改善されない場合、2年後をめどに税導入を判断する。

 市では環境美化推進条例に基づき、今年から飼い主がふんを放置した場合に1000円の徴収を始めたが、啓発が主目的で徴収例はない。飼い犬税について千代松大
ひろ

やす
市長は「世界から多くの人が訪れる関西空港対岸の自治体として、きれいな街づくりを進めるため」と話している。




■泉佐野市「犬税」導入検討 ふん害対策で2年後にも
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120627/waf12062720000042-n1.htm
2012.6.27 19:54 [westナビ]

 大阪府泉佐野市の千代松大耕(ひろやす)市長は27日、放置された犬のふん害対策として、飼い主に課税する「犬税」の導入を検討していることを明らかにした。早ければ2年後にも条例を制定する方針。総務省によると、現在、飼い犬に対する課税を行っている自治体はないという。

 市では平成18年に施行した市環境美化推進条例で、飼い犬などのふんを放置することを禁じ、今年1月からは、違反者から千円を徴収すると定めている。

 ただ、これまでに徴収例はなく、ふん害も改まらないため、今後、市民への啓発や取り締まりを強化。改善されない場合は犬税を導入し、清掃や見回りを行う巡視員の人件費にあてる考えだという。

 市には現在約5400匹の飼い犬が登録されている。犬税は、狂犬病ワクチンの予防接種の際、同時に徴収する方法などを検討している。税額については今後、人件費の必要額などから算出する。

 犬税は、同市が10月から関西国際空港連絡橋の通行車両に課税する橋利用税と同じ法定外税で、自治体が独自に条例を定め、総務相が同意すれば導入できる。

 総務省によると、犬の飼い主への課税は昭和30年には2686自治体が実施していたが徐々に減少し、57年3月に長野県四賀村(現松本市)が取りやめたのを最後になくなっていた。

 千代松市長は「街がきれいになることが一番なので、改善されれば導入しない。飼い猫については、美化条例改正などで罰則強化を検討する」としている。




■大阪府泉佐野市:「犬税」を検討 ふん放置対策の財源に
http://mainichi.jp/select/news/20120628k0000m040020000c.html
毎日新聞 2012年06月27日 18時57分(最終更新 06月28日 00時50分)

 大阪府泉佐野市の千代松大耕(ちよまつ・ひろやす)市長は27日、犬や猫のふんの放置対策の財源として飼い主を対象にした「犬税」(仮称)を導入する検討を始めたことを明らかにした。市議会本会議で「モラル、マナーの向上を市民に求めたい。徹底的に取り締まりと啓発を行っていく」と述べ、改善されない状況が続けば2年後をめどに導入に踏み切る考えを示した。

 同市は環境美化推進条例で、ペットのふんの放置やたばこの吸い殻のポイ捨てを禁止。違反者には1000円の過料の徴収を定めているが、実際の徴収例はないという。

 千代松市長は取材に対し「街がきれいになることが一番大切。啓発で効果がなければ導入したい」と述べた。税収はパトロールや清掃作業の費用に充て、具体的な税額は今後検討する。

 市によると、市内で登録されている飼い犬は5375匹(猫は登録制度がなく不明)。犬税は1960年代には約2700の市町村にあったが、地方税の税目が整理される中で廃止が進み、現在課税している自治体はないという。


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