2012年6月5日火曜日

■大阪府の教員試験の志願数激減 教育条例影響か


大阪府の教員試験の志願数激減 教育条例影響か
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120530/lcl12053022120005-n1.htm
2012.5.30 22:12

 大阪府教委は、来春採用予定(平成25年度)の公立学校(大阪、堺両市を除く)教員採用選考の志願者数(速報値)を発表した。24年度に比べ1355人減の1万1807人で、採用予定数が現在の2千人を超えるようになった17年度以降では最少。教員評価に保護者の意見を反映させることなどを盛り込んだ教育関連条例が4月に施行されたことにより、敬遠された可能性もある。

 採用予定は2310人で全体の倍率は5・1倍となり、24年度より0・6ポイント落ちた。学校種別では、小学校は384人減の3346人、中学校は265人減の3465人、高校は604人減の3724人などとなっている。

 府教委は大阪のほか福岡と名古屋でも試験を実施している。今回は九州各県の採用試験の日程が重なったため、福岡会場の志願者数の減少が激しく、前年度比6割減の96人。大阪会場は同1割減の1万1310人、名古屋会場は同2割減の401人だった。

 府教委の教員採用をめぐっては、24年度採用の合格者2292人中、最終的に308人が採用を辞退した。辞退率は13・4%で、過去5年で最高を記録。議論の時期が採用試験と重なった教育関連条例の影響が指摘されている。



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